- 発達障害の子供がアウトドア活動を楽しむ方法はありますか?
- 知的障害や自閉症スペクトラムの子供が安全にカヤックを楽しむためにはどうしたらよいですか?
- 障害を持つ人のためのアウトドアイベントや支援活動はどのようなものがありますか?
テリー・ロズウィッチは、14歳の娘のサムが湖に行って、新鮮な空気を吸うことを望んでいました。
アスペルガー症候群のサムは、カヤックに乗るのは初めてのことです。
テレビゲームが大好きでも、このカヤックがすごく楽しいことを認めないわけにはいきませんでした。
17歳の自閉症スペクトラムのテイラー・ダンフォードは、まだ小さな女の子だったころにカヤックに乗りました。
そのため、父親のマークと一緒に、タンデムでカヤックをこぐ姿はベテランのようです。
テイラーは、カヤックに乗り込むとすぐに漕ぎ出しました。
父親のマークがこう言います。
「娘は水が大好きです。いつもとにかく大好きでした。」
サムとダンフォードは、まぶしい日差しの中、米ニューヨーク州オーチャードパークのグリーン湖で水を楽しむリバーランナー・アダプティブ・カヤックアクティビティに参加する6人の中にいます。
西部ニューヨーク・アダプティブ・ウォータースポーツと、オーチャードパーク・レクリエイションがこのイベントを支援しています。
8人のボランティアたちが、身体障害の人、発達障害な人の湖での冒険を助けます。
このイベントの目的は、障害がある人たちにも水に触れ遊べる機会を提供することです。
主催するメンバー、脊髄を損傷し、下半身不随のスティーブ・スピッツはこう言います。
「彼らはいつも水に触れ遊べる機会があるわけではありません。
私たちはその機会を提供するのです。」
この日のカヤック体験は、釣り、スキューバダイビング、セイリング、水上スキーなど、他の活動に続く始まりです。
これを主催しているグループは、この地域の行政からの助成や負傷した退役軍人とその家族を支援している全国組織チームリバーランナーの助成を受けて行っています。
バッファロー大学の大学院で、作業療法を学んでいる、ボランティアのマッケンナ・クレイベルは、参加したボランティアの人たちは最初は不安だったと言います。
「しかし、彼らと一緒に行うと、スピードが速くてどんどん速く進んでいきます。
そして笑顔で戻ってきます。とてもうれしいことでした。」
17歳の自閉症スペクトラムのテイラーを連れてきた、父親のマーク・ダンフォードは24歳のときに軍で事故のために負傷し、体に麻痺が残ります。55歳になった現在は弁護士です。
テイラーがもっと小さかった頃は、自分でテイラーを水辺に連れ出していましたが、大きくなるにつれて困難になってきました。
そのため、ボランティアが助けてくれるこのようなイベントは本当に貴重な機会です。
父親のマークは、障害を持つ人のもっと多くに、こうしたイベントを活用してほしいと言います。
「本当に素晴らしい機会なんです。この地域には水辺がたくさんありますし。」
アスペルガー症候群のサムは、漕ぐのには疲れたといます。
特に風や波に逆らっていたときにです。約50分の間カヤックを漕ぎました。
しかし、楽しい時間を過ごしたと認めています。
また、カヤックに乗りたいかをたずねると笑顔で「たぶん。」と答えました。
(出典・画像:米THE BUFFALO NEWS)
カヤックいいですね。
乗ったことがありません。二人乗りで子どもと乗れたら楽しそうです。
ただ、いきなり乗ったら間違いなく危険なので、日本にあるのかはわかりませんが、こういった機会などがあったら、まずそれに参加しなければいけませんね。
それまでは、これまでのように海の浅いところや、プールで、大きな浮き輪に入れて遊ぼうと思います。
自閉症の子の命をまもるために何よりも水泳を
(チャーリー)