- 障害のある子どもでも自転車に乗ることはできるのか?
- どのような工夫をすれば、障害のある子どもも自転車を練習できるのか?
- 支援団体やプログラムがどのように障害のある子どもをサポートしているのか?
障害のある子どもたちが、自転車の乗り方を学んでいます。
非営利団体のバイクツーワーク・バイクツースクールが、自転車に乗れるようにワークショップを行っています。
この団体は、参加することができなかった子どもたちがいることを知りました。
グッドライフ・キッズ基金の助成を得て、3輪の特別な自転車を購入しました。
この、地面に近い低い、背中がある椅子があるリクライナントと呼ぶ3輪車によって、今までこのワークショップに参加することができなかった約90人の子どもたちも練習ができるようになると、このワークショップを行っているエリー・ランバートは言います。
「背もたれに支えられて、座って走ることができるんです。
これで、障害があるために自転車に乗れなかった子どもたち、普通の自転車では怖かった子どもたちが、自転車に乗れるように練習ができるようになります。」
小学校の先生のシンディ・チャウは、発達障害の生徒のニコル・ウェイをはじめとして、生徒たちにとてもこのワークショップは人気があると言います。
「ニコルは、教室でもうまくやっています。
クラスメイトもニコルと仲が良いです。毎日いっしょに楽しくしています。
ニコルはとても恥ずがしがりやですが、みんなの協力をうけて、自分の殻をやぶることができました。」
このワークショップを行う、ランバートも障害のある子どもたちにとっては、まわりの友だちのサポートが本当に重要であるといいます。
「この3輪車に乗って練習している子どもたちは、これまでに自転車に乗ったことはないと思います。
また、この3輪車を見たこともなかったでしょう。これでみんなと練習ができます。」
このワークショップでニコルをサポートする、ジェニー・ラウはこの3輪車のおかげで、ニコルが教室にいるときのように安心して練習ができると言います。
「ニコルはみんなに助けられていると感じています。
友だち、クラスメイトと一緒の気持ちなんです。」
このワークショップを行う場合には、この3輪車の利用をリクエストすることができます。
(出典・画像:カナダCBC)
うちの子どもは全く自転車に乗ることはできません。
小さい頃はママチャリの後ろに乗せるとうれしそうにしていましたね。
今一緒に乗るとすれば、車や電車になりますが、どちらもうれしそうです。
あのうれしそうな顔が見たくて、声を聞きたくて、行き先はどこでもいいので、でかけたくなります。
自転車に乗れないと思いこんでいるだけかもしれません。
できないと思っていただけかもしれない。
(チャーリー)