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ミカ・マイナーは、トランポリンに自分の幸せを見つけました。
ミカは9歳。米ウッドランド小学校の5年生になります。
ミカは発達障害です。
発達障害の子どもが、そうではない子どもたちとの関係を築くために設けられた、「キャッスル・プログラム」に参加しています。
ミカは特別支援教育のクラスだけでなく、通常のクラスにも通っています。
ミカの両親である、モーリスとキンバリーにとって、これは重要なことでした。
「アスペルガーや自閉症の子どもがクラスに一人いれば、そうでない子どもたちは、そのような子どものふるまいや常同行動を知ります。
そして、発達障害の子どもも、社会で受け入れられる行動について学ぶことになるのです。」
しかし、ミカが花開いたのは教室ではなく、体育館でした。
ミカは5歳の時に、YMCAの体操プログラムに参加しました。
ミカは、知覚過敏で苦労をしましたが、しばらくすると、集中する方法を学び、体操が楽しくできるようになりました。
「まだ、気づくことができていないたくさんの問題があります。」
そう父親のモーリスは言います。
「体操のトレーニング中の音や騒がしさは、発達障害の子どもたちを困らせるものになります。
しかし、ミカは慣れることができました。社会的な一人の人間として、息子は開花することができたのです。」
ミカはYMCAの上級クラスの試験を受けて、強いチームの一員となりました。
人の言うことを聞いたり、答えたりすることができなかったミカが今は、国の大会での授賞を目指したトレーニングを受けるまでになったと、父親のモーリスは語ります。
「発達障害とは、息子にとってモノクロの世界でした。
息子は、自分を評価していませんでした。
発達障害のせいにしていました。」
ミカの発達障害は今、体操に打ち込むのにとても役に立っているとモーリスは言います。
「体操の練習には、何度も繰り返すことが必要です。
息子は、自分や他の人の体操について動画を見ます。
何時間もそれを見て、何をする必要があるのかを発見することができます。
しかし、自分が失敗をしているところを見ると、落ち込んでしまいます。
失敗したことを気にしすぎて、その後はパフォーマンスを発揮できなくなってしまうこともありますが。」
現在ミカは、週に3日体操の練習を行っています。
数々の賞も獲得しています。
ミカが好きな体操は、トランポリンでのものだと言います。
「僕が体操をしているときには、どんなふうに思っているでしょう?
ハッピーです!」
そうミカは言います。
父親のモーリスは、今、ミカとうまくやっていく方法を見つけることができたと言います。
将来は?
将来は、また別の方法を見つける必要があるかもしれません。
「それが現実です。」モーリスはそう答えます。
ミカの兄も発達障害です。
そして、妹は失語症をかかえています。
ここの学区は、自分の家族たちにすばらしい支援をしてくれているとモーリスは語りました。
(出典・画像:米BELLEVILLE NEWS-DEMOCRAT)
トランポリンはうちの子どもも大好きでした。
もちろん宙返りするようなものではなく、小さなお子様用のアンパンマンの絵が描いてあるようなものです。
もう、それは使えなくなるくらい大きくなったので、過去形です。
トランポリンができるようなところに連れていきたくなりました。
発達障害だからこその、持っている力で輝いている人を見るのは本当にうれしくなりますね。
この場所も喜ばれています。
発達障害の子が楽しく飛び跳ねられる場所
(チャーリー)