- なぜ特定のロゴや物に執着するのか?
- 安心できる場所をどう見つければいいのか?
- 発達障害の人にとって安心できる環境とはどういったものか?
ハイジ・フレドリックスは、なぜそうなるのかがわからないまま、それに付き合ってきました。
8歳の息子のオスカーは自分の状態が悪くなると、ショッピングモールにあるベン・ブリッジ・ジュエラーに行きたくなります。
オスカーは、お店に飾られているダイヤモンドや古時計などには全く興味を持っていません。
お店のロゴマークに取り憑かれているのです。
「そのロゴマークを付けたボトルを家では使っています。」
母親のハイジが言います。
オスカーは発達障害です。
みんながいるような場所に行くことはできなかったと母親が言います。
「私たちは出かけても、歓迎されないことがよくありました。」
しかしこのお店、ベン・ブリッジ・ジュエラーは違っていました。
これまでの4年間、お店の中に招かれると、母親は筆記体が特徴のベン・ブリッジ・ジュエリーのロゴマークが入ったポストカードをもらっていました。
通院している時などに、このロゴマークが入ったものを息子のオスカーに渡すと落ち着くことができます。
ある日には、1日に3回もお店のロゴマークを見るために連れてくることをせがまれました。
そして先月、オスカーは初めて、お店に勤めるマリア・コーの招待でお店の中に入りました。
そして、お店のロゴが入ったバッグと飴をオスカーはもらいました。
それからはいつも、オスカーはお店の中に招待されています。
今では、お店の中でマイリトルポニーの人形を持って遊ぶことが大好きです。
人がいるところで、遊べるようになったのは、初めてだと母親のハイジは言います。
「ここに来ると、息子は本当に安心できるようです。」
家族の友だちになってくれたお店の人たちに、母親のハイジはとても感謝をしています。
(出典・画像:米KIDY FOX)
家族と友だちになってくれたとあります。
とてもあたたかくなる話です。
こんな場所が見つかったら、いいですね。
対応が絶賛されている店員さんもいます。
発達障害の子どもへの対応が素晴らしい店員
(チャーリー)