- 発達障害の子どもを持つ家族が、どのようにして孤独感を減らすことができますか?
- 発達障害を持つ子どもに対して、どのような支援活動が効果的ですか?
- 発達障害の子どもたちが、他の子どもたちとどのようにして友だちを作ることができるのですか?
米ミシガン州のクーパー発達障害支援団体が、発達障害の子と家族のために水泳教室を行いました。
非営利団体によって行われている3回の教室の一回目です。
発達障害の子どもたちは、さまざまです。一つのかたちにはあてはまりません。
その子どもたちには、ずっと深く注意することが求められ、
そのために家族は自分たちだけが苦労をしているように感じてしまうことがあります。
これが、祖父母たちによってこの支援団体ができた理由です。
「私たちは、みんな同じ船に乗っているような仲間です。
子どもがパニックを起こしても、何も問題ありません。気にしません。
私たちの目的は、発達障害の子どもたちを助けて、そして知ってもらうことです。」
支援団体の代表のスー・アンティラがそう言います。
支援では、家族たちに孤独ではないことを知ってもらうことから、大きくなった子どもの友だちができるように他の家族を紹介することも行います。
今までにうまくいったことを、家族同士で共有します。
家族のつながりから、子どもたちは友だちができることもあります。
発達障害の子と家族たちが経験していることを、多くの人も理解することができます。
「子どもたちは友だちから学ぶことができます。
部屋を見回して、他の子どもがしていることを見て、自分もするべきことを学んでいるのです。
そう私は思っています。」
この支援団体では、発達障害は傘のようなものだと言います。
まわりとのやりとりに困難をかかえる、それぞれ異なるさまざまな子どもたちが、その傘の中にいるのです。
医師による専門的な診断や支援とは別の、家族だからこそできる支援をこの団体は行いたいと考えています。
「今日の水泳教室は、みんなに喜ばれました。そしてみんなに役に立ちました。」
とても喜んでいた少年が言います。
「僕はスキー、スケート、いいえ、スイミング!それをしました!」
(出典・画像:米Upper Michigans Source)
同じようなことを体験したきた家族同士だからこそ、助け合えることもありますね。
こんなふうに、子どもも大人も、みんな体を動かして会える機会はとてもよさそうです。
そういう家族が集まって、外食がしやすくなるような取り組みもあります。
発達障害の子どもと家族の外食を助ける活動
(チャーリー)