- 自閉症の人がショッピング中にパニックを避けるためにスーパーはどんな対応をしているのか?
- ショッピング中の環境音や光が自閉症に与える影響を軽減するためにできる具体的な対策は何か?
- 自閉症の子供を連れてショッピングに行く際に安心して利用できる時間帯や店舗はあるのか?
イギリスのスーパーAsdaのマンチェスターにあるお店で、自閉症のお客様向けにある取り組みが始まりました。
前にご紹介した動画でも示されていたとおり、自閉症の方には、他の人には普通な音や光が激しく我慢できないくらいになることがあります。
マネージャーのSimon Leaさんは、スーパーのフロアで自閉症の方がパニックになっている姿を見ました。
その後、
「自閉症の方のために何かできないか?」
「自閉症の方が気持よく買い物ができるように、ちょっと何か変えることはできないか?」
「それができたらきっと、このスーパーはみんなにとっても、よりよいお店になるはず。」
と同僚たちと話をしました。
彼自身も人の声や音楽が騒がしいお店に入ると不安になることがありました。
彼はアイデアを思いつきました。
それをFacebookに投稿すると、1000を超える「いいね!」。
そのアイデアは実行されることになりました。
そのアイデアは「静かな時間」。
毎週土曜日 朝8:00〜9:00の間 エスカレータを停止、店内の音楽もなし。
自閉症の方に不快なものをなくす。
彼いわく「ヘアピンを落とした音が聞こえるくらい」の静かな時間を毎週つくることでした。
ちょっとしたことですが、こういったことが実行されたことが大きな反響を呼んでいるようです。
うれしいですね。
Asda launches ‘quiet hour’ to help autistic customers
INDEPENDENT紙(4/25)の情報から
自閉症の方向けの「静かな」環境はスーパーの他にも始められています。
「お静かにしないで。」英図書館の取り組み
(チャーリー)