- 発達障害の子供がペットと一緒に生活することで得られるメリットは何ですか?
- 言語や運動機能に制限がある子供に適したペットはいますか?
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6歳のコーナー・ギレットは、完璧なパートナーを見つけました。
エリーという耳の聴こえない3歳の犬です。
コーナーの母親、ブランディは、奇跡の組み合わせだといいます。
生まれてからたった4週間で、コーナーは養子に出されました。
母親となったブランディは、薬物中毒の影響を受けて産まれたコーナーが、困難を抱えることを知っていました。
「コーナーは、精神的にも肉体的にも、そして感情表現にも遅れがあります。
コーナーは話すことができないため、言語の療育を受けています。
限られた語彙であるため、話せるかどうかはわかりません。」
コーナーには運動機能全般にも問題をかかえています。そのため、手話を使うのも簡単ではありません。
養子になった時点で、コーナーはDiGeorge症候群と診断をされていました。
脳や神経に問題が起こり、発達障害になります。
しかし、母親のブランディは、コーナーと生きることを決めました。
そしてそれは、ボクサー犬のエリーの助けがなければ難しかったかもしれません。
フロリダ州の支援団体のジョン・ノーリンから、手話にだけ応えることができる耳の聴こえないボクサー犬をコーナーに譲ることができるとブランディに伝えられました。
「息子のコーナーが犬に手話をしてコミュニケーションができることを考えると、うれしくなりました。」
次の日には、母親のブランディとコーナーは、犬に会いました。それはもうぴったりでした。
「犬のエリーは息子のコーナーに興奮していました。
ボクサー犬は子どものよい相手になることはよく知られています。しかし、エリーにはそれ以上の何かがありました。」
ブランディは、犬のエリーと息子のコーナーがどう過ごせるかを家で見てみることにしました。
それはうまくいきました。
離れられない関係になりました。
ソファーでは一緒になって抱き合っています。
コーナーに友だちができました。
「心があたたかくなりました。」
母親のブランディがいいます。
ブランディは、正式に犬のエリーを譲り受けることを決めて、家族の一員になりました。
(出典・画像:カナダCBS)
お互い幸せな気分だと思います。
奇跡の出会いですね。
こちらのわんちゃんも発達障害の子を幸せにしています。
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(チャーリー)