- 1. 発達障害がある子供でも好きなことを追求することはできるのか?
- 2. 特定の興味や情熱をもつ子供に、どのように支援をすればよいのか?
- 3. 高機能自閉症やADHDをもつ子供は、社会的なイベントに参加して成功体験を得ることができるのか?
発達障害の少年がふつうではない場所、米シアトルのナイトクラブでびっくりする経験をすることができました。
「ぼくは、DJになれるように勉強して、すごくなりたいんだ。」
8歳のノア・ジョンソンがそう言います。
ノアは、高機能自閉症です。最近は、お気に入りのDJの絵を描いています。
ノアの母親は、ナイトクラブの共同運営者で、ナイトクラブで働いています。
「私くらいの世代で、DJを学びたいと思う人はいますが、こんなに情熱をもつ8歳の少年はいません。
こんなにクールなことはありません。」
ナイトクラブのミュージックディレクターで、DJのウィンソン・シャープスが言います。
ナイトクラブのチームは、ノアのために特別な機会を設けました。
チームは、ノアをステージに上げて、観衆の前で歌いました。
「みんなが僕に声援を贈ってくれました。とてもうれしそうでした。」
ノアはそう言います。
「みんなが彼を見てました。ノアも興奮していました。」シャープスが言います。
ナイトクラブのチームは、米シアトル警察と共同してこのイベントを問題がないように行いました。
ノアとノアの家族もこのイベントの準備をしました。
ノアはすでに自分のDJ名をもっています。
そして家には、DJをするための装置や、プロ向けのヘッドフォンもあり、DJの練習ができます。
「私たちは、圧倒されてしまいました。
息子がやりたかったことを、実現できて、言葉もありません。」
ノアの父親はそう語りました。
(出典・画像:米NWCN)
好きなことが見つかったら、どんどんそれを追求し、持っているものを伸ばせるようにできたら、
親としては本当にうれしいですよね。
(チャーリー)