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自閉症の早期診断と支援で広がる可能性。「ママ」が聞けた日

time 2025/04/08

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

自閉症の早期診断と支援で広がる可能性。「ママ」が聞けた日
  • 自閉症の診断を受けた子どもに対する早期支援の重要性は何ですか?
  • どのようにして自閉症の子どもとのコミュニケーションを改善できますか?
  • 家族が同じような状況を抱える他の家族とどのように繋がることができるでしょうか?

アメリカ・バッファローに住むある家族にとって、娘のシャーロットが3歳で自閉症と診断されたことは、将来への扉を開くきっかけとなりました。
現在5歳のシャーロット・ウィルバーは、元気いっぱいで、ピンクや虹のモチーフが大好きな女の子です。

両親によると、最初の気づきは保育園の先生からでした。
言葉の発達や、まわりの子どもとの関わり方に遅れが見られたため、専門機関での評価を受けることになり、3歳のときに自閉症と診断されました。

「最初は本当に驚きました」

そう、祖母のジョアン・ルッソは話します。

「でも、言葉の使い方やクラスメートとのやりとりを振り返ってみると、少しずつ納得がいきました」

診断は簡単なことではありませんでしたが、家族にとっての転機となりました。
その後、地域の支援団体「サミット・センター」からサポートを受けるようになり、シャーロットは大きく成長していきます。
このセンターでは、小さな子ども向けのプログラムや行動療法を提供しており、多くの家族を支えています。

「早期支援は本当に重要なんです」

サミット・センターの幼児教育部門の副ディレクター、ステイシー・チェンバースはそう言います。

「コミュニケーションや社会性、自立のためのスキルを身につける土台になります。
長い目で見ても大きな意味があるんです」

母親のキム・ウィルキンスも、その変化に驚いています。

「まるで別人のようなんです。
以前は『ママ』という言葉も出なかったのに、今ではたくさんおしゃべりしてくれるんです。
自信もついて、お友達との関わりもすごく上手になりました。
見ていて本当に嬉しいです」

この秋、シャーロットは小学校に入学します。
その姿は、早期発見と支援の力を改めて感じさせてくれます。


チェンバースはこう言います。

「自閉症といっても、本当に一人ひとり違います。
それぞれがユニークな存在であり、その違いこそが素晴らしいのです。
私たちは毎日、それを祝福しています」

シャーロットの家族は、この体験を共有することで、同じように悩んでいる家族に「ひとりじゃない」と伝えたいと願っています。
そして、正しい支援があれば、子どもたちは大きく羽ばたけることを信じているのです。

(出典・画像:米WKBW

早くわかって、早く対応を始めることは、子どもだけでなく親にとってもいいはずです。

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(チャーリー)


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