- 発達障害や自閉症を持つ子供でも独自の才能を活かせる職業がありますか?
- 子供が特別支援を受けた上で社会で自立する道筋をどう見つければいいですか?
- 障害を持つ子供の親として、その子供の才能をどのように活かし、支援や収入源を見つけることができるでしょうか?
17歳の少年のアイダンはページ全体に熱心に鉛筆で描きます。
太い線で描いていると思ったら、突然止めて、紙をくしゃくしゃにまるめて投げ捨ててしまいました。
再び、天真爛漫の顔で大きくいっぱいに描き始めます。
次はもっとうまくいきそうです。
描き終わると、牛のキャラクターが描かれていました。
それは、経験豊かなグラフィックアーティストの作品のようです。
この若いアイダンは発達障害です。
彼はうまく話すことができません。
しかし、彼の作品が語ってくれます。
「彼は絵を描くことが大好きです。それは、自分を表現する手段になっています。」
アイダンに長い間に渡って特別支援教育を行っているケイト・ラインハートがそう言います。
ケイトは16年間に渡って教育を行っています。
ケイトは彼女自身が、アイダンの最大のファンだと言います。
「ある日、アイダンの絵を見ていました。
「本当に面白いと思いました。それは楽しませくれるのです。全ての年齢の方に魅力的なものを持っていると思いました。」
息子が持つ才能で、母親のコニー・ロペスは「カーリートップTシャツ」と名付けビジネスを始めました。
この会社では、アイダンのかわいらしい絵をプリントしたTシャツや洋服を作っています。
利益の10%は特別支援教育の活動に寄附されます。
「こういったやり方は慈善活動の一つだと考えています。」ロペスは言います。
ロペスの夢は、息子がこのユニークな絵で稼いで生活ができるようになることです。
「ある年頃になった障害のある人を見れば、この後その人はどうなるのだろうと思うはずです。
私は、息子の情熱を目に見えるかたちにして、息子がそれで生きていけるように挑戦をしています。」
(出典・画像:米TMJ4)
学校を卒業した後のことを考えて取り組みを始めた親たちは少なくありません。
特別支援が必要な子の親が作ったリゾート
(チャーリー)