- 自閉症を持つ人が利用できるビーチはどこにあるのか?
- 自閉症対応の施設はどのように整備されているのか?
- どのような支援が自閉症を持つ人々に提供されているのか?
ドバイ市当局は、同市の公共ビーチが世界で初めて「自閉症対応ビーチ」として国際認定を受けたと発表しました。
この認定は、国際認定継続教育基準委員会(IBCCES)によるもので、2024年にドバイで開催された「アクセサビリティ博覧会」で発表されました。
この博覧会は、障がいを持つ方々がより充実した生活を送るための支援をテーマにしたイベントです。
この認定により、ドバイの公共ビーチが自閉症を持つ人々に配慮した施設やサービスを整備していることが証明されました。これは、ドバイが「世界で最も住みやすく、訪れやすい都市」を目指すビジョンの一環でもあります。
ドバイ市の公共ビーチ・水路管理部のイブラヒム・モハメド・ジュマ部長は、
「今回の認定を契機に、さらに安全で快適な環境を整え、住民や観光客に最高の体験を提供し続けます。
当市のレクリエーション施設は、すべて国際基準に準じたものです」
と述べました。
また、ドバイ市がこの認定を受けたのは、職員向けの教育プログラムやトレーニングの提供に加え、世界水準の取り組みを先駆けて導入してきた点が評価されたためです。
国際認定基準教育会議のCEO、マイロン・ピンコムは、「ドバイ市のリーダーシップチームの尽力により、すべての公共ビーチが誰にとっても利用しやすい場所となりました」と称賛しています。
また、ビーチの設備やサービス情報は「アクセシビリティ・アプリ」で確認でき、訪問者は自分に合ったビーチを選ぶことができるとも述べています。
ドバイの公共ビーチは今後も、自閉症を持つ方々を含む全ての人が安心して楽しめる場所として発展を続けるでしょう。
(出典・画像:ドバイdubaieye1038)
ドバイ!
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(チャーリー)