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世界最大スーパー、ウォルマートが米全店舗に特別カートを配備

time 2024/07/31

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

世界最大スーパー、ウォルマートが米全店舗に特別カートを配備
  • どのようにして特別なカートが発達障害や知的障害を持つ人々のショッピングを助けるのか?
  • カートの利用により、介護者の負担はどのくらい軽減されるのか?
  • このような取り組みが他の小売業者にも広がる可能性はあるのか?

世界最大の小売業者であるウォルマートは、介護者がショッピング中にカートと車椅子の両方を押す必要を軽減するために、全ての店舗に特別なカートを提供する予定です。

ウォルマートは、アメリカ全国の約4,600店舗で「キャロラインズ・カート」を来年1月までに導入すると発表しました。

キャロラインズ・カートは一見普通のショッピングカートのようですが、押す人の向かいに面した大きな座席と、5点式ハーネスが付いています。
この座席は16kgから114kgまでの人が使用できます。

ウォルマートによると、各スーパーセンターには少なくとも2台のカートが、ウォルマートのネイバーフッド・マーケット店舗には最低1台のカートが配置され、必要に応じてさらに追加されます。

これまでは、ウォルマートの店舗の約20%でのみ、この特別なカートが利用可能でした。

「全店舗での導入決定は、多様性と包摂へのコミットメントと、社員や顧客からのフィードバックへの対応を反映しています」

そう、広報担当者は述べています。

ウォルマートの関係者によると、今年5月から毎月500台から1,000台のキャロラインズ・カートを店舗に配布し始め、1月まで続ける予定です。

この変更により、ウォルマートはアメリカ国内のネットワークで8,000台以上のキャロラインズ・カートを持つことになると見込まれています。

(出典・画像:米disability scoop

発達障害の子、知的障害の子、小さな頃は子どもを乗せるカートを利用できますが、大きくなると無理です。

ですが、家に一人で置いておくわけにはいかず、連れて行っても走り出したり、座り込んだりしてしまって買い物も難しい。

そんなことがめずらしくありません。

こんなカートがあればとても助かります。

発達障害の人などの「感覚過敏」の問題に対応する米ウォルマート

(チャーリー)


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