発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

発達障害と視覚障害でもペンは止まらない

time 2017/01/17

この記事を読むのに必要な時間は約 2 分です。

発達障害と視覚障害でもペンは止まらない
  • 1. 発達障害や視覚障害がある子どもが特別な才能を持っている場合、その才能をどうやってサポートすればいいですか?
  • 2. 発達障害を持つ子どもが自信をつけるためには、どのような環境が必要ですか?
  • 3. 発達障害のある子どもの社会的なシチュエーションで、同級生や周囲の人たちはどのようにサポートできますか?

ラジャン・クペンガの前にはいろいろな大きさの紙が置かれています。
紙いっぱいにデザインやパターンを埋めていきます。
手に持ったペンが止まることはありません。
ただ、描いて、描いていきます。
ラジャンは高校一年生。
発達障害で視覚障害もあります。しかし彼は描くことをやめません。

高校一年生になってから、描くことを始めました。
楽しんで新聞紙に描く、アーティストのトレイシー・タワイオからインスピレーションを受けました。
ラジャンは、彼が受け継ぐマオリ族に伝わる模様を描きます。
ラジャンと他に数人の学生が、学校のお祭りで絵を展示します。
お祭りの初めに、ラジャンはマオリ族の「ワカパパ」とその意味についてのスピーチを行います。
ラジャンの両親は、彼の才能を最大限にサポートし、彼を誇りに思ってくれていると言います。
「母親は、僕の絵に特別なものを感じています。
父親は、とてもほめてくれます。」

ラジャンの先生、ブロニー・キッドは、こんなふうにペンと紙を使えることに驚いていると言います。
「ラジャンは自然体なんです。
ラジャンは、この学校の隠れていた才能です。」
ラジャンのここ数年の発達を見ると、別の子どもになったように見えます。
先生も、ラジャンが自信を持ってきたことを喜んでいます。
たびたび、ラジャンは描いたものを他の学生にあげます。
何も言わないで渡すこともあります。
「みんなで、彼を持ち上げているんだと思います。
ラジャンの背中に手をやってから、ハイタッチをしていますよ。」

(出典・画像:ニュージーランドThe Southland Times
好きなものを見つけて、どんどん追求していってください。
こういう方や周りの方をみると、うれしくなりますね。

(チャーリー)


たーとるうぃずを「いいね!」をする。フォローする。

その他の最新の記事はこちらから
福祉作業所で障害のある方々がひとつひとつ、心をこめて作り上げた良質なハンドメイド・手作りの品物をご紹介します。発達障害の関連ニュースや発達障害の子どもの4コマ漫画も。
気に入ったものはそのままamazonで簡単にご購入頂けます。

商品を作られた障害のある方がたーとるうぃずやAmazonに商品が掲載されたことで喜ばれている、売れたことを聞いて涙を流されていたと施設の方からご連絡を頂きました。

ご購入された方からは本当に気に入っているとご連絡を頂きました。ニュースや4コマ漫画を見て元気が出たとご連絡を頂きました。たーとるうぃずがますます多くの方に喜ばれるしくみになることを願っています。


NPO法人Next-Creation様からコメント

「たーとるうぃず様で販売して頂いてからは全国各地より注文が入るようになりました。障がい者手帳カバーは販売累計1000個を超える人気商品となりました。製品が売れることでご利用者の工賃 UP にもつながっています。ご利用者のみんなもとても喜んでおります」

テキストのコピーはできません。