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自閉症の少年が企画した「Tシャツ」。誰もが快適であるべき

time 2024/04/13

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

自閉症の少年が企画した「Tシャツ」。誰もが快適であるべき
  • 服の素材やデザインが人々に与える影響は何か?
  • 快適な服装を確保するためには、どんな配慮が必要か?
  • 発達障害を持つ人々が快適な服を着ることの重要性は何か?

11歳の自閉症の少年マックスが、神経多様性を持つ人たち向けにデザインしたTシャツが、多くの人の役に立っています。

このTシャツは、内側に縫い目が隠れる柔らかい素材で作られており、タグがなく、すそにはポップイット(押し出し玩具)が付いています。

マックスは、タグが彼にとって刺激的であったため、ポリエステルの素材や縫い目が他の人にも不快感を与える可能性があると考えました。

「こんなにも多くの人が『これはとても助かる』と言ってくれて、驚いています。
私は、誰もが快適であるべきだと思っています」

そう、マックスは語ります。
このデザインは英国で特許を取得し、ヨーロッパおよび世界中での特許申請が進行中です。

「このTシャツは、タグが苦手な人、縫い目が苦手な人、服が快適でないために外出できない人を助けるためのものです。
私はタグだけが苦手ですが、ほとんどの人はもっと多くの配慮が必要です。
このTシャツは私のニーズだけでなく、他の多くの人々のニーズを助けることを目的としています」

ポップイット玩具は落ち着かせるモノとして使用されることがあり、マックスはポップイットを「無限のプチプチ」と表現しています。
アイディアが浮かんだ瞬間についてマックスはこう言います。

「ポップイットで遊んでいて、Tシャツを着ていた時に、『なぜこのポップイットをTシャツに入れて、いつも持ち歩けないのか』と思いました」

父親のマットはこう言います。

「我々が受け取った反応を見ると涙が出ます。
『我が子が2年ぶりに新しい服を着て、家を出られるようになった』と言う人もいます」

英国自閉症協会のピーター・ワットはこう言います。

「自閉症の子どもや成人、その家族から、感覚の敏感さが服装に問題を引き起こすことがあるとよく聞きます。
なかには、Tシャツのタグや特定の生地が非常にかゆくて気を散らす原因になることや、物理的な痛みを伴うこともあります。
すべてのブランドにとって、洋服を自閉症にの人に優しく、感覚の敏感さを持つ人たちにとって着やすいようにすることはとても重要です」

(出典・画像:英BBC

商品を企画し販売。

素晴らしいです。ますますチャレンジして頂きたいですね。

発達障害の子と家族の問題になる感覚過敏と「制服」の研究

(チャーリー)


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