- 1. 海はどのように肌、関節、筋肉、メンタルヘルスに良い影響を与えるのか?
- 2. 海が自閉症スペクトラムを持つ子どもたちにどんなメリットをもたらすのか?
- 3. オーシャンヒーローズが無料のサーフィンレッスンを提供することが子どもたちにどのような影響を与えているのか?
海が持つ癒やしの力はもはや明らかです。
肌、関節、筋肉、さらにはメンタルヘルスにも良い影響を与えることができます。
そして、海が自閉症スペクトラムを持つ子どもたちにも驚くべきメリットをもたらすことが明らかになりました。
これが、自閉症を持つ子どもたちに無料でサーフィンレッスンを提供するチャリティー、オーシャンヒーローズが取り組む理由です。
この取り組みが2016年に始まって以来、オーシャンヒーローズはオーストラリア全土で約5000人の子どもたちを支援し、波に乗ること、自信を育むこと、本当の人とのつながりを作ることを助けてきました。
2人の子どもを持つエミリー・ムーアさんの11歳の息子チャーリーは、もう4年オーシャンヒーローズに参加しています。
良い影響がありました。
「息子が始めたときは、サーフィンを知らなかったり、周りで何が起こっているのか分からなかったりしたので、最初のセッションからボードに乗ることができたのは本当に素晴らしいことでした。
息子は波に乗ることから、本当に達成感を得ています。
それは、学校に行って友だちにサーフィンができると話すほどです」
エミリーはまた、ボランティアの信じられないほどのサポートのおかげで、「帰属感」も得ていると言います。
「息子の周りには年上のサーファーがいて、小さなコミュニティがあります。
たくさんのハイタッチや笑顔、笑いがあり、子どもたちに合わせてくれます」
2人の子どもを持つリンダ・レオンも同じだと言います。
ボランティアがリンダの子どもたちをそれぞれ異なるサーフィンのステージで迎え入れてくれると言います。
リンダの7歳の息子、マシューは砂の上で足をしっかりと保ちながら、水の中での足あそびを楽しんでいます。
姉のオリビアは毎回サーフィンで、海の中に飛び込みます。
リンダは、水に触れるようになってから娘の自信が急上昇したことに気づいたと語ります。
「娘は本当にうれしそうでした。
もともと明るい子ですが、とても興奮していて、毎日サーフィンに行きたいと言っています」
それほどまでに、オリビアは夢中になっています。
オリビアは真冬でも寒くても、風が強くても、雨が降り始めても、海から出ようとしません。
リンダは、この無料プログラムが9歳の娘に喜びをもたらすだけでなく、感情を「調節」するのにも役立つと言います。
「娘はエネルギーにあふれていますが、ときどき感情的に爆発してしまうことがあります。
それを調整してくれます。
海に入ったあとは、落ち着いているからです」
リンダは、親としてそれを見ることがとてもうれしく思っています。
「子どもたちが波を捉え、大きな輝きと見せてくれる笑顔は、お金では買うことができない本当に美しいものです」
リンダもエミリーと同じく、サーフィンを安全に楽しめるだけでなく、海の大きなメリットを子どもたちに与えてくれるのは、ボランティアのおかげだと言います。
「彼らは忍耐強く、励まし、熱意に溢れており、子どもたちもそこにいるときには笑顔になります。
素晴らしいです」
サーフィンボランティアの一人で、ライフガードのアンドリュー・リードは、これまでに取り組んだ仕事の中で、最も報われる仕事の一つだと語ります。
「ビーチに立っている家族の幸せな顔と、水の中のボードの上で喜んでいる子どもたち、そして子どもたちと同じくらい楽しんでいるボランティアの顔を見るのは、とても特別なことです!」
アンドリューは、このプログラムがどれほど多くの子どもたちに「他の神経典型的な子どもたちがすることができる機会」を与え、それを「安全で、歓迎され、幸せな環境」で行うのに役立ったかについて、多くの親からの声を聞いています。
「多くの神経多様性を持つ子どもたちは、学校やスポーツイベントで孤立することがあります。
オーシャンヒーローズに参加している子どもたちは、水の上で、その日のベストメイトとなるボランティアチームと一緒に楽しみます。
ボランティアチームは、子どもたちをサポートし、声援を送り、ハイタッチをし、たくさんの波を捕まえるのを手伝います。
それはとても、人とのつながりを感じられる、包括的な、楽しい時間です」
(出典・画像:豪nine.com)
安全であれば、誰にとっても最高の機会のはずです。
もう、海なんてずっと入っていませんが、うちの子と行きたくなります。
(チャーリー)