- 1. 発達障害の子を持つ家族が外食時に感じる困難にはどのようなものがあるのか?
- 2. 「オーティズム・イーツ」などの取り組みが家族に与える影響とは何か?
- 3. 発達障害についての理解や支援が、社会全体にとってなぜ必要なのか?
レストランのイタリアーノ・デリートから喜びの声が聞こえます。
「これはすごいよ!」父親のアラン・ジェンセンセラーが言います。
「これこそオーティズム・イーツ!」
「ここでは謝ったり、泣きそうになる説明をする必要もないよ。」母親のテリー・ジェンセンセラーが、5歳の息子に言います。
「オーティズム・イーツ」はボストン地区に住む、発達障害の子をもつ家族たちによって始められた活動です。
発達障害の子を持つ家族が、ためらうことなく、外へ出て食事ができる機会を作ります。
この地区の発達障害者協会の副会長のカレン・ウィリアムズが言います。
この地区では100以上の家族たちに、このサービスを提供しています。
「多くの家族はこんなふうに、外食でディナーを楽しみます。
多くの家族は、これまで、みんなで一緒に出かける機会をもてませんでした。」
テリーが言います。
「理解してくれる人がいて安心しました。」
ジェンセンセラー家族は、5歳の息子のリンドが泣き始めて、店から出ていくようにと言われた経験をしたばかりです。
その家族が今はとても幸せな時を過ごすことができています。
「社会は、異なっている人たちを排除しようとします。
発達障害への理解と必要な特別支援は、これから市民権に加える必要があると考えています。」
テリーが言います。
夫のアランも付け加えます。
「みんな、一緒に生きているんです。私の息子もそうすることにしました。それがいい。」
「これこそが、私たちが求めていたものです!」副会長のカレンが言います。
この活動を続けている理由は、家族を喜ばせるだけでなく、発達障害についての啓蒙のためでもあります。
この地域で「オーティズム・イーツ」はまだ2回しか行われていませんが、カレンは続けていきたいと言います。
(出典・画像:米WMFZ-TV)
堂々と食べれる、まわりにも迷惑がかからない機会が増えていくといいですね。
私は人の目は気にしないで子供と一緒に外食します。
もっぱら、ファミレスですけれど。
もちろん、お店にも周りにも迷惑がかからないように、大声をあげたりしないように気を配り、落ちたら拾ったり、汚れたらふいたります。
しかし、どうしたって、どんなに離れていても、迷惑に思われる方もきっといるでしょう。人それぞれですから。
お互いそれでいいと思います。
学校での教育もこれまでのように分けてほしいという親たちもたくさんいます。
家族が求めた障害ない子と一緒にしない学校
(チャーリー)