国立障害者リハビリテーションセンター 発達障害情報・支援センター のWebページ
http://www.rehab.go.jp/ddis/disaster/disaster_supporter/
「発達障害のある人は、見た目では障害があるようには見えないことがありますが、みなさんの理解と支援を必要としています。」
被災地で発達障害のある人々をサポートする際のアドバイスの要約
(詳細や具体例は国立障害者リハビリテーションセンターのWebページを)
- 個々のニーズに注意: 発達障害のある人は、感覚が過敏だったり、日常の変化に強く抵抗することがあります。彼らのニーズを理解し、適切な支援を提供することが重要です。
- 具体的な対応: 提供する指示は明確で具体的なものであるべきです。例えば、「この場所に座ってください」と指示することで、彼らが何をすべきかを理解しやすくなります。
- 個別空間の確保: 多くの人がいる環境が苦痛である場合があるため、静かな個別空間を提供することで、彼らが安心して過ごせるようにします。
- 健康状態のチェック: 発達障害のある人は自分の体調を正しく伝えることが難しい場合があります。定期的に健康状態をチェックし、必要なケアを提供します。
- 家族との協力: 発達障害のある人の家族は彼らの状態を最もよく理解しています。家族と連携し、適切な支援を行います。
- 継続的な情報共有: 支援者間で情報を共有し、一貫した支援を提供することで、発達障害のある人とその家族が安心できるようにします。
被災地で発達障害児・者をサポートする人たちへ向けたガイドです。平成23年3月に発行され、避難所や自宅での適切な対応方法を提案しています。
発達障害のある人への理解を深め、彼らが過敏や鈍感な感覚を持つこと、日常生活の変化に強い抵抗を示すことなど、その特性に配慮した支援の重要性を強調し、適切なコミュニケーション方法、個別空間の提供、健康状態のチェックなど、具体的な対応例とともに、発達障害者が抱える可能性のある困難やニーズに応じたサポートについて説明しています。
家族や支援者自身のストレス状態の確認も促しており、発達障害児・者とその家族が災害状況を乗り越えるための手引きとなっています。
2024年1月1日に発生した能登半島地震において被災された皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。