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自閉症などの人の困難時に介護者に連絡する「AIくつした」

time 2023/10/21

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

自閉症などの人の困難時に介護者に連絡する「AIくつした」
  • AI技術を利用したウェアラブルデバイスは、発達障害や自閉症の人を支援するのに役立つのでしょうか?
  • 発達障害や自閉症を持つ人の日常生活の質を向上させるためには、どのようなテクノロジーが利用できるのでしょうか?
  • 家族が気づかない困難を感じている人をサポートするためには、どのようなデバイスやアプリが効果的ですか?

認知症や自閉症の人を介護する人は、人工知能(AI)を使用した「くつした」に助けられるようになるかもしれません。

ミルボティックス社が開発した「スマートソックス」は、着用している人が苦しんでいるような場合に、介護者にアラートを送ります。

このくつしたは、心拍数、汗、体温、運動を追跡し、問題がエスカレートする前に介護を行うためのサポートを提供します。

英国ドーセット州の統合ケアシステムは2024年から介護施設でこのくつしたの試験を行います。
同州の評議員のジェーン・ソンパーはこう言います。

「スマートソックスは、認知症やその他の疾患をかかえる人々の自立を維持し、日常生活の品質を向上させるのに役立つことができます」

このくつしたを開発した、スタートアップ企業のミルボティックス社は、複雑で不快ではない、ウェアラブルテクノロジー製品の開発に取り組んでいます。

この、洗濯機でも洗えるくつしたは、スマートフォンにインストールされたアプリで利用できます。
くつしたに埋め込まれたセンサーは、着用者の足と足首からデータを収集し、その情報をAIに送信し、その人が苦境にあるかどうかを推定します。
そして、介護者にアプリから通知が届きます。

祖母が早期の認知症の兆候を示し始めたことをきっかけに、ミルボティックス社を創設者したゼック・スティア博士がこのくつしたを開発しました。こう述べています。

「介護する人に本当に役立ち、身につけた人の幸福を向上する製品を作っていきます」

(出典・画像:英BBC

うちの子は話すことができません。

そのため、親であっても気づかかない、わからないことが、大きくなった今でもよくあります。

伝えることが困難な方に役立つ、こうしたテクノロジー、技術にはとても期待しています。

自閉症の子の約3割は話すことができない。助ける技術の開発

(チャーリー)


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