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発達障害の子ども向け、世界初「感覚に優しい救急車」ドバイ

time 2023/10/15

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

発達障害の子ども向け、世界初「感覚に優しい救急車」ドバイ
  • 自閉症やADHDの子どもが緊急事態に遭遇した場合、どう対処すれば良いですか?
  • 緊急時に発達障害のある人に特化した救急車は存在しますか?
  • 発達障害を持つ人々が安心できる設備がある救急車はどのようなものですか?

アラブ首長国連邦(UAE)初の「感覚救急車」が、ドバイで開催されたAccessAbilities Expoの第5回において、紹介されました。

この救急車は、発達障害である自閉症、ADHDなどを持つ方々の緊急事態に対応するためのものです。

ドバイ救急部門(PODT)の責任者であるザイド・アル・ママリは、こう言います。

「これはおそらく世界初の感覚救急車です。
世界中には自閉症の方々に対応する救急車がありますが、この感覚救急車は、自閉症、ダウン症候群、ADHDを持つ子どもたちに対応する初のものです」

アル・ママリは、このユニークな救急車が通常の救急車にバックアップとして機能すると述べました。

「緊急事態が発生した場合、初めに通常の救急車が呼ばれます。
数分以内に到着します。
しかし、救急医療者が患者を落ち着かせることができない場合、感覚救急車を呼び出します。
この車両は、患者を落ち着かせるために適切に装備されています」

アル・ママリは、このアイデアは医療従事者が患者に最良のケアを提供するのに役立つものであると述べました。

「救助者が非常に興奮している場合、救急医療者はこの感覚救急車を呼び出すことができます。
この救急車であれば、確実に落ち着かせることができます」

現時点ではこの感覚救急車が1台導入されています。

「必要に応じて、さらに多くの救急車が利用可能になるでしょう。」

自閉症センターからのサポートを受け、この救急車が設計されました。

「これにより、医療従事者が100パーセントの仕事をするのに役立ちます」

救急車の内部は、小さな自閉症の人向けの施設のようです。
患者の心を落ち着かせる色で飾られており、繊維光ファイバーライトが配置されています。
より没入感のある体験のために、やさしい音楽も流れています。
明るく照らされたバブルが設置されており、その内部にも一部が含まれています。

「泡の水槽を見ることで、子どもたちは落ち着きます。
子どもたちは自分で、好きな色に救急車内の照明の色も変えられます。
自閉症の人向けの設備と同じようにしてあります」

(出典・画像:UAE GULF NEWS

あれば、あったでいいのでしょうけれど、

うちの子に救急車を呼ばなければならない事態が発生したら、、とにかくすぐに乗せます。

専用の救急車を待っているようなことは絶対ないですね。。

発達障害の子と家族、救急隊員を助けるために用意されたキット

(チャーリー)


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