- 自閉症の方が持つ特性は、どんな面で才能を伸ばす可能性があるのだろうか?
- 自閉症の人が音楽のようなアート形式に親しむと、どういった効果が期待できるのだろうか?
- 自閉症スペクトラムの人が、周囲のサポートと共に、どのようにして目標を達成できるのだろうか?
「自分は自閉症で、何をするのも難しい」
そう、ジェイク・ヘリングは言いました。
「でもドラムを叩くのは簡単なんだ。」
毎日、ヘリングは子どもの頃の夢であったドラマーになり続けています。
そして、その手助けを受けた生涯の師であるアンソニー・クラッキオロに感謝しています。
アンソニー・クラッキオロはこう言います。
「ジェイクはもはや、私にとって兄弟のような存在だよ。
長い間知り合いだからね」
アンソニーがずっとレッスンを教えています。
「ジェイクと出会ったのは、彼が9歳の時だったよ。」
この二人は20年以上にわたり一緒にジャムセッションを楽しんでいます。
ジェイクは細かい運動能力を向上させるだけでなく、コミュニティイベントやプライベートパーティで観客の前で演奏することもできるようになりました。
「誰かが一生懸命に取り組んでいれば、その能力を過小評価しないでください。
きっとできます」
ジェイク・ヘリングは兄弟のブラッドリーと「ヘリング・ブラザーズ」というバンドを組んでいます。
ブラッドリーはこう言います。
「一緒に練習し、一緒に演奏し、ギグに向かうんだよ。
ジェイクは本当に誇りに思う。
そんな、思いがけない瞬間があるんだ」
将来、ヘリング・ブラザーズはこの地域を越えて、演奏し続けたいと考えています。
「長い間やってきました。
けれど、ジェイクと私はまだまだ、素晴らしい冒険の本当の始まりだと感じています」
(出典・画像:米abc7)
大好きなことを見つけ、続けられて20年。
すばらしいですね。
ますますのご活躍を期待しています。
自閉症の子たちが「ドラム」で症状軽減、学校で教えるべき。研究
(チャーリー)