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自閉症の子の母が言われたこと「私の子だったら恥ずかしい」

time 2023/08/28

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

自閉症の子の母が言われたこと「私の子だったら恥ずかしい」
  • 自閉症やADHDに対する社会の認識と偏見はどうすれば変わるのか?
  • 自閉症の子どもを持つ親が感じるプレッシャーや孤立感をどう解消することができるのか?
  • 自閉症やADHDを持つ子どもに対する教育やサポートの具体的な方法は何か?

「あなたの子が私の子だったら、とても恥ずかしい」

あまり深い関係ではない、知り合いがそんな言葉をメッセージに入れていました。
なぜ彼女がそうしたのかはわかっています。
私を悲しませたくて、私の子どものことを使ったのです。
それは成功しました。

私は悲しくなりました。

息子のために悲しんでいましたし、自分のためにも悲しんでいました。
私が10年間、母親としてしてきたすべての育児の決断に疑問を抱かせられました。
私は息子の育て方に失敗したのでしょうか?

私の息子は自閉症とADHDを持っています。
自閉症は神経系の発達の違いであり、人が環境と関わる方法を変えます。
息子は5年前に診断されました。
それから、私は毎日学び続けています。
他の親たちと同じように。

しかし、おそらく想像できるとおり、私の育児の旅は他の親とは少し異なります。
自閉症はスペクトラムです。
自閉症の提唱者であるステファン・ショア博士の言葉を聞いたことがあるかもしれません。

「自閉症の人に誰か1人会っても、それは、たった1人の自閉症の人にあっただけ」

自閉症は、それぞれの人に異なる形で現れるためです。
私の息子の場合、言葉を話すことができます(非常に話すことが好きで、時々話すのを止めないことさえあります!)。そして数学、事実、レゴ、テクノロジーに対する驚くべき脳を持っています。
息子は動物と美しい親近感を持ち、料理が大好きで、息子の想像力は山歩きで広がり、家族を深く愛しています。

しかし、感情の調整、社会的なスキル、感覚過敏、筆記障害には苦労しています。

これは、息子に関わる日々の予定を注意深く立てる必要があること、パニックにつながるようなことがないか常に見張ること、そして学校での生活が厳しいことを意味します。
学校からの呼び出しは、逃げ出すことや聴覚刺激を管理するための発声、教室の中と外を行き来すること、教師の言うことを聞かないことなどで、何度もあります。

これは怒りの爆発ではありません。
自閉症の子どもが環境に対処できないときに起こるメルトダウンです。

私たちは本当に厳しい日々を過ごしてきました。
私たちはお互いに泣きながら眠る日々もありました。
ただ、息子にとって一番厳しいのは、息子自身です。
必死で馴染もうとし、なぜ人々が自分に怒るのか、なぜ他の子どもたちができることができないのかと。

私は教室で自閉症の子どもを育てる複雑さを、多くの人よりも理解しています。
これは、言い訳をするわけでも自分自身や子どもを正当化しようとするわけでもありません。
しかし、息子には教育を受ける権利があり、息子を尊重する人たちの権利もあります。

さいわいにも、配慮してくれる先生がいます。
息子の課題を認識し、包括性を授業に取り入れ、クラス全体に社会的正義と思いやりを教える機会としています。

オーストラリアでは、20万人以上が自閉症を抱えており、4人に1人のオーストラリア人が自閉症の家族を持っています。
恐怖と偏見ではなく、教育と認識が必要です。

南オーストラリア州では、自閉症の子どもに対応する専門の教師を全ての州の小学校に配置することで先導しています。
これは、最も支援が必要な人々をサポートし、若者たちに多様性と代表性について教える素晴らしい機会になります。
これによって、子どもたちは思いやりのある大人に成長するでしょう。

ショッピングセンターでの静かな時間や感覚に配慮したスペース、ソーシャルストーリーなどは、家族にとって大きな違いをもたらし、アクセスと公平性をサポートするのに役立ちます。
子どもたちは帰属感を感じる必要があります。
信頼できる人々と繋がる機会が必要です。

絶え間ない否定的な刺激と排除は非常に有害です。
私たち大人の役割は理解と責任を育むことです。
自閉症の子どもたちをサポートする大人がするべきことは、他人を判断したり違いを恐れたりすることではありません。
私はこれまでに何度もこう言われました。

「息子さんはもっと愛される必要があります」
「もっとしっかりと『だめ』と言うべき」
「あなたの悪い育児、ワクチン接種のせい、妊娠中に何かを食べたりしたせい、ちゃんと叱るべき」

息子の妹は定型発達の子どもですが、兄を熱心に守っています。
妹は落ち着かせる感覚的なコーナーを設定でき、最も思いやりのあるきょうだいであり友人でもあります。
兄が悲しんでいるときに助ける姿や、数学の方程式について兄にアドバイスを求める姿を見ると、涙が出ます。
妹は兄が助けてあげるのが好きだと知っているからです。

私もまた、息子をとても誇りに思っています。
息子は私が出会った中でも最も好奇心旺盛な人です。
本当に興味を持って世界を知ろうとしています。

息子は思慮深く他人を包括的に受け入れます。
誕生日パーティーに招待されなかったり、ゲームから排除されたりする経験をしてきたからです。
なので、息子の信条は誰でも受け入れることです。

息子の母親であり、妹の母親でもあることは、私の人生で最大の喜びの1つです。
それは私の目を、決して想像できなかった方法で開かせました。
どちらも特別な子どもです。そして、特別な大人に成長するでしょう。

時折、息子のために心配したり、悲しかったり、イライラしたこともあります。
ただの親と同じように。誇りに思ったり、希望を持ったり、非常に幸せを感じたりもします。
しかし、決して恥ずかしいとは思いません。
恥ずかしいのは、私にそのメッセージを送った女性です。

(出典・画像:豪Mama M!a

本当に恥ずべきはそんなことを言う人です。

まったく同感です。

自閉症の子どもを育ててきた母親として経験した10のこと

(チャーリー)


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