- 1. 自閉症をもつ子どもたちにとって、マグネット・フィッシングはどんな効果があるのか?
- 2. マグネット・フィッシングは、親子の関係や家族全体の活動にどのような影響を与えるのか?
- 3. マグネット・フィッシングを通じて、地域社会や環境に与える影響は何か?
自閉症の6歳、メンフィス・マーシャルはマグネット・フィッシングを楽しんでいます。
ロープに取り付けた磁石を使って川や波止場から金属くずを引き上げるという、宝探しと環境保護を掛け合わせたような娯楽です。
メンフィスの父親でソーシャルワーカーのジェイソン・マーシャルは、この活動が息子を夢中にさせていると言います。
「自閉症のせいで、多くの子どもたちがメンフィスが変わっていることに気づき、メンフィスは少し困ってしまうのです。
なので、息子のために常識にとらわれないことを見つけるようにしています」
マーシャル夫妻は、メンフィスをできるだけ活発にさせようとしますが、厳しい冬の寒さが、家から出たがらなくします。
「息子はネットでマグネットフィッシングを見ていました。
ヨーロッパではとてもポピュラーなアクティビティなんです。
私は2つのスピーカーマグネットを組み合わせて、息子を地元の桟橋に連れて行きました」
親子はおどろきました。
4台の自転車を引っ張り出し、ヨットクラブ近くの桟橋では、電気自転車も手に入れました。
「息子は磁石で自転車を引っ掛けて引きずり上げ、私は桟橋まで引きずって行って、また海に戻さないようにゴミ箱の近くに置いておくんです。
すぐに買えるような小さなマグネットでは、自転車を固定することすらできません。
頑丈な磁石が必要で、それは海外から取り寄せています。
なかなか、高価です」
マグネット・フィッシングは子どもたちにとって「安全なアウトドア」アクティビティだと、マーシャルは言います。
「糸をゆっくり寄せて、重みが乗ったところで、息子が『アタリがあった!』と言うんです。
たいていは自転車かショッピングカートです」
この磁石を使った釣りで、これまでにナイフや釣り竿、金属くずも釣り上げてきました。
「息子は魚を傷つけたくなくて、そうしたものを水から出したいんです」
マーシャルは、マグネティック・フィッシングは、特に特別な支援を必要とする子どもたちの間で流行する可能性のあるアクティビティだと考えています。
「磁石から物を取り除く大人が一緒にいれば、誰もが楽しめるかなり安全なアウトドア・アクティビティなのです」
トレジャー・ハンターとして知られている、水中の宝探しを専門とするリー・ウェバーは、このマグネティック・フィッシングは子どもたちにとって素晴らしいスポーツだと言います。
「子どもたちを何時間も楽しませたいなら、マグネット・フィッシングに連れて行ってあげてください。
マグネット・フィッシングは、いつも何かが釣れるので、子どもたちは飽きることがありません」
ウェバーは今では、世界中の人々の注目を集めるようになっています。
「マグネット・フィッシングを始めたのは4年前。
仕事ができなくなったので、マグネット・フィッシングの動画を作り、YouTubeに投稿しました。
今では世界中を旅して宝物を探し、その冒険を投稿しています」
ウェバーは、マグネットフィッシングで銃から大砲の弾、バイク、金庫、そして何千台ものバイクまで、あらゆるものを見つけてきました。
「私がマグネットフィッシングを始めた頃は、それほど人気がありませんでした。
最近では、世界で最も急成長している趣味のひとつだと思います」
マグネット・フィッシングは、何千人もの人々に楽しんで、無料で水路の清掃をしてもらっているもので、地域社会への恩恵も明らかだと言います。
「人々が一緒になって楽しむことで、結果的に環境がきれいになる。
これは素晴らしいWin-Winの関係です」
(出典・画像:豪abc)
私も地味ですが、子どもたちと綺麗な石を拾うのが趣味だったりします。
これも、なかなか楽しそうです。
でも、オーストラリアだとこんなに自転車なんかが沈んでいるんですか。
人は上がっているのでしょうか。。怖。。
水辺での遊びですので、本当に十分に安全には配慮した上で行って頂きたいと思います。
(チャーリー)