- 子どもたちにとって泳ぎを覚えることは命を守るスキルになるのか?
- 自閉症の子どもたちが水辺の安全を守るために必要な支援は何か?
- 自閉症の子どもたちが水泳レッスンを受けることの意義は何か?
泳ぎを覚えることは、子どもたちにとって命を守るスキルになります。
自閉症の子どもたちにとってはとくにそうなります。
「自閉症による死因の第1位は溺死です」
そう、支援団体のノースイースト・アークのティム・ブラウンは言います。
ティムは、障害を持つ人たちが生活、学習、仕事、社交、レクリエーションにおいて自立できるよう支援しています。
最近も、言葉を話せない4歳の自閉症の子が行方不明になった後、水辺で亡くなっているのが発見されました。
YMCAのジェリー・ジャスティスはこう言います。
「自閉症の子どもたちは、とくに迷子になったときに、水を求めます」
ジャスティスは、グレータービバリーYMCAで、障害や自閉症の子どもたちを対象とした水泳レッスンプログラム「ウォーターワイズ」で指導しています。
「私たちは、子どもたちが水辺を見たときに、そこに入ってはいけないということを、まず憶えてもらいたいのです。
大人を見つけ、安全に入れるかどうかを確認してもらってからでないと、入ってはいけないのです」
このプログラムは、ノースイースト・アークの資金により運営されています。
「ウォーター・ワイズの目標は、何年もかけて集めた情報を、全国のプールで共有することです」
ブラウンはそう言います。
この取り組みが広がれば、悲劇を防げると考えています。
「子どもが水辺に迷い込んで不幸な結果にならないよう、親は必要な助けを得られる機会をもたなければなりません」
現在、このプログラムへの参加待ちが80家族にもなっています。
ジャスティスは、ボランティアや教育や変化をもたらしたい人たちに支援を呼びかけています。
(出典・画像:米wcvb)
うちの子も小さな頃から水は本当に大好きでした。
命を守るために。
こうした取り組みは本当に重要です。
いなくなった自閉症の少女は池の中で首まで沈んでいた。無事救出
(チャーリー)