- 自閉症の子どもが一人で授業に参加するのは難しいですか?
- 自閉症の子どもが好きなことを追求するために親ができるサポートは何ですか?
- 自閉症の子どもが学校で特別なサポートを受ける方法はありますか?
ケン・ブラエトカの息子、ケビンは芸術が好きで、写真も得意です。
そして、特別支援が必要です。
ケビン・ブラエトカは、あらゆる角度から写真を撮るのが好きです。
「花の写真を撮るのが好きなんだ。
木の写真を撮るのも好きです」
そして、ケビンはその写真を最高の相棒である父親のケンと一緒に撮るのが大好きです。
しかし、ケビンが学校で写真やその他の芸術の授業を受けたいと言い出したとき、父親は考えざるを得ませんでした。
20歳のケビンは自閉症です。
父親のケンはこう言います。
「ケビン一人では、一対一の手助けがなければ、うまくいかないと思ったんです。
なので、私が息子のマンツーマン・ヘルプになったんです」
父親のケンは、そのマンツーマンの手助けをするために、ケビンと一緒にジョリエット・ジュニア・カレッジのクラスに自分も入学しました。
毎週木曜日の夜、2人は授業に出席しています。
昨年、参加した陶芸教室がきっかけとなりました。
「そのときに数週間やってみて、息子は自分一人ではうまくできないことが明らかになりました。
そこで私は、息子を辞めさせるのではなく、私も一緒に参加することにしました。
今回私は、25年ぶりに単位取得のための授業を受けました。
息子と同じ宿題をやっています。
僕の学生証は、息子のそばにいるためです」
美術講師のロイド・ワッセナーは、他の生徒も素晴らしいと言っています。
「授業の最初に、彼の息子さんが自閉症であることを説明しました。
私たち全員にとって、とてもエキサイティングなことだと思います。
父と子のつながりを実感します」
しかしこれは、家族の旅路の一つのステップに過ぎません。
「息子の人生を通して、息子がやりたいことは何でも、うまくいくように私もいつも務めてきました。
妻も私も、息子には適切な機会があれば、うまくやっていけると考えています」
ケビンに質問するとこう答えました。
「お父さんは授業中どうしてるんですか?
よくやっているよ、たぶんね」
ケビンと父親のケンは、スケッチの授業で作った作品を見せながら、息子のスケッチはよく卵が描けているのに、ケンは自分のスケッチはじゃがいもにしか見えないといいます。
仕事で疲れたあとに学校に行くのは、父親のケンにとって簡単なことではありません。
しかし、ケンはこう言います。
「でも、1分1秒にそれだけの価値があります。
息子は評価でAを取りました」
学校のギャラリーにも、親子で作品が展示されています。
今後について父親のケンはこう言います。
「今後数年間は続けるつもりです。
この冒険がどこへ向かうのか、見守り続けたい」
最近ケビンは、「文字に見えるものを見つけなさい」という課題に、下の写真を制作しました。
ケンは、自閉症と診断されたばかりのお子さんを持つ親御さんの相談に乗ることが多いと言います。
こうアドバイスします。
「子どもと一緒に旅に出よう。後悔しないために」
(出典・画像:米CBS CHICAGO)
すごく素敵で、尊敬できるお父さんです。
それっぽいことを言うだけでなく、こうして行動する。
本当に立派です。
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(チャーリー)