- 自閉症の人が働くことは、どのようなメリットや成長の機会を提供しているのか?
- 発達障害のある人たちが成功するためには、どのような支援やプログラムが有効なのか?
- 自立や学びの機会を提供するために、企業や非営利団体はどのような取り組みを行っているのか?
リンギン・グレイシアはシェイクシャックでちょうど1年ほど働いています。
ピアンキー・ウェイドはロイズ銀行でインターンシップをしています。
28歳のピアンキーはコンピューターサイエンスの学士号を持ち、銀行のコンピューターのトラブルシューティングを仕事にしている。
ともに仕事で成功を収めている、自閉症の若者です。
「ここにいるのが大好きです!
とくに好きな理由は、人です。
彼らと関わって、食べ物がどうなのか、しっかり対話することが楽しいんです」
シェイクシャックは、自閉症の人を雇用するプログラムに参加しています。
「企業にとって、発達障害についてもっと学び、障害を取り除き、より包括的になることは本当に重要です」
そう、このシェイクシャックの店長は言います。
リンギンは、このお店の大切なメンバーになっています。
「リンギンはいつも喜びの塊のような存在です。
彼はいつも明るく、外向的です。お客さまは彼をとても気に入っています」
ピアンキはロイズ銀行にとって資産のだと、彼のインターンシップを指導しているプラカシュ・キルパハランは言います。
他の人は持っていないようなスキルを持っていることを指摘します。
「トラブルシューティングや第一線の技術的な問題を解決する際に重要なことです。
一連の手順を効率よくこなすことができるのです」
ピアンキーは、家族と同居していますが、いつかはマイホームを持ちたいと考えています。
インターンシップや仕事を持つことは、自閉症の人たちが人生で望むこと、つまり自立を実現するのに役立ちます。
「ここで働くことで、自分でお金を稼ぐことができるようになりました。
他人に頼ることなく、自立心を養うことができます。
お母さんやお姉さん、お兄さんに頼らなくてすむから気持ちいいです」
そう、リンギンは言います。
リンギンとピアンキは、Birch Family Servicesを通じて、生活と仕事のスキルのほとんどを学びました。
社長兼CEOのマシュー・スタリアルはこう言います。
「失業率は全米で最も高くなっています。
これはチャンスを得る機会になります。
私たちは、雇用主に対して、どのような人なのか、どのようにすれば成功するのかを伝えるために、多くのことをさまざま行っています。
どうすれば、発達障害の人たちが成功するのか」
この非営利団体は、料理、洗濯の仕方、金銭管理、社会的交流、履歴書の書き方、通勤方法など、あらゆることを教えています。
28歳のアジュウォン・ニュートンも、将来的に仕事を持ちたいと考えています。
今地下鉄の乗り方を学んでいます。
「電車を乗り換えして通っています。
私にとっては大冒険のようなものです」
そう、アジュウォンは言います。
現在、アジュウォンはボランティアとして、お年寄りや在宅の方に食べ物を届けるお手伝いをしています。
「そして、もっと人々に役立ちたいと思うようになりました」
リンギンは、メッセージをくれました。
「とにかく続けること!
決してあきらめないでください!
あきらめないで!自分らしくいることです。
私に起こったことを見てください。あなたにもできるはずです」
(出典・画像:米FOX5)
自分らしくいる。
最初は難しいかもしれません。
しかし、長く続けるためには必要です。
じょじょにでも、そうしていってください。
(チャーリー)