- どのようにして自閉症スペクトラムの子どもたちが飛行機の旅に慣れることができるのですか?
- 空港職員が特別支援を必要とする子どもたちへの対応方法を学べるプログラムはありますか?
- センサリールームとは何ですか、そしてどこで見つけることができますか?
ウィングス・フォー・オーティズムが、米ローガン空港で21回目の「ドレスリハーサル」イベントを開催しました。
このドレスリハーサルは、自閉症スペクトラムの子どもたちとその家族が、飛行機に乗る際のストレスを軽減するために、空港を体験する機会です。
「このプロジェクトが始まり、ボランティアに参加しないかと誘われたとき、私たちは喜びました」
そう、自閉症スペクトラムの息子を持つウィングス・フォー・オーティズムのボランティア、ローズマリー・ハバードは言います。
「アクティビティに参加し、ボランティアにも参加しています」
家族はチェックインから始まり、空港のセキュリティを通過し、指定されたゲートに向かいます。
ゲートに到着した家族は、しばらく待ってから飛行機に乗り込みます。
このイベントは、家族だけでなく、空港職員にとっても、特別な配慮を必要とする子どもたちへの対応方法を学べるメリットがあります。
「この子たちは、特別支援を必要とします。
他の人たちと同じように物事を処理することはできません。
そのため、このような状況に適応できるようなプログラムがあれば、大賛成です」
今回のリハーサルでは、800人以上の参加登録があり、このイベントへの参加登録者数としては過去最多となりました。
ウィングス・フォー・オーティズムは、チャールズリバーセンター、ジェットブルー航空、TSA、マサチューセッツ州警察、ローガン航空会社のコミュニティと共同でマスポートが2011年に設立しました。
リハーサルはこのローガン空港初めて行われました。
その後今では、全米の70の空港で行われています。
また、感覚に問題をかかえる旅行者に、長時間のフライトの前に落ち着ける空間を提供するため、ローガン空港のターミナルEにセンサリールームの設置が進んでいます。
(出典・画像:米CBS Boston)
新型コロナの感染拡大も収まり、これから移動する機会も増えるはずです。
こうした取り組みはありがたいですね。
(チャーリー)