- 自閉症スペクトラムの特性を持つことで、どのようにクリエイティブな表現やアート活動に影響がありますか?
- 自閉症スペクトラムの人たちが自信を持って社会に貢献する方法はありますか?
- 障害を持つアーティストを支援するためには、どのような団体や取り組みが重要ですか?
宇宙のユートピアのようなクラス5の文明に住む人たちは、地球人よりもずっと洗練されています。
地球人はクラス1、つまり惑星文明で生きているに過ぎません。
クラス5の市民の世界では、人間とエイリアンのハイブリッド、サイボーグ、障害を持つロボットなど、すべての人に対して、積極的な経済的支援がなされているとマイケル・エンゲブレッツォンは言います。
「彼らは皆、結束して共存しています。
彼らは、私たちよりも自由な発想を持っている。
ここの住人たちは、障害よりもできることに目を向けます」
そう、マイケルは言います。
マイケルは、アーティストです。
この「分類」を詳細に作成しています。
クラス2の市民は太陽系を範囲とする文明、クラス3では銀河系、クラス4では宇宙全体です。
インターアクト・ギャラリーで開催された彼の個展では、クラス5の高次の宇宙の市民がモチーフとし、数十点の絵画、陶芸作品、詩が展示されています。
この展覧会は、マイケルのSF好き(スタートレックとスターウォーズが大好き)とStar Warsの長年のファン)が起点ですが、マイケルがもつ自閉症であることがどのようなものであるかということもテーマにしています。
「自閉症やその他の障害を持つことがどんなことなのか、人々に理解してもらえるかもしれません。
定型発達の人が社会で見ることができないものを、僕は見ることができます。
例えば、人類にどんな未来が待っているのかとかね」
マイケルは障害を持つアーティストを支援している非営利団体「インターアクト・センター」のアーティストとして活動しています。
倉庫街にオープンしたギャラリーで、初めてマイケルが個展を開きました。
紙製のキャンバスには、ネオンオレンジ、イエロー、フクシアのアクリルパッチが、「不安定な超巨大星雲」を背景に、宇宙船、宇宙ゴミ処理システム、船の建造ヤードなどの非常に詳細な設計図を描き、高機能な宇宙コミュニティの建築と建築環境について表現しています。
また、釉薬のかかったセラミック製のサイボーグの頭蓋骨やロケットもあります。
純粋な光と純粋な闇の力の間を漂う世界だと、説明します。
マイケルは、この作品群を制作するのに約1年を要しました。
ギャラリーディレクターのブリタニー・キラーはこう言います。
「マイケルの作品を見るのは本当にエキサイティングです。
マイケルはすごく自信に満ちています。
パネルや紙に印をつけるとき、まったくためらいがなく、ただひたすら突き進むので、まるで未来が見えていて、それを書き写しているようです」
キラーは、マイケルは子どもの頃からアーティストだったと言います。
レゴで模型を作ったり、宇宙船の絵を描いていました。
この個展に展示された多くの作品にはオレンジ色のステッカーが貼られています。
これはすでに売約済みであることを表示しています。
マイケルは、ビジュアルアートを制作し、さまざまな技術を学ぶことで、「スーパーコンピューター」である彼の頭の中の仕組みを人々に理解してもらえるだけでなく、自尊心も高められたと言います。
アートを通して、自らも自閉症の人たちの支援者にもなっています。
「多くの人は自閉症の私を、このような能力を持っている人として、まず考えません。
しかし、ただ理解しようとしないだけなのです。
これらを見れば、特殊であること、特別であること、ある意味ユニークであることがどういうことなのか、理解できるようになると思います。
クールだと思いませんか?」
(出典・画像:米MPR NEWS)
いいですね。
大好きなことを追求して、ますます尖って、ご活躍されることを期待しています。
(チャーリー)