- 自閉症スペクトラムの人は音楽業界で働くことができるのか?
- 自閉症のミュージシャンに対してどのような支援があるのか?
- 自閉症の人が自分の声を社会に届かせる方法は何か?
音楽は多くの人たちにとって、言葉のようになるものです。
さらには、それで自分の創造的な表現や才能が讃えられるかもしれません。
ジャズハンズ・フォー・オーティズムは、南カリフォルニアに拠点を置く非営利団体です。
自閉症のミュージシャンに音楽トレーニング、職業開発、就職支援を提供します。
ジャズハンズ・フォー・オーティズムの創設者、32歳のルナンヤ・ニウクは約10年前に自閉症スペクトラムの若いミュージシャン、ルーベンに出会ったことが創設のきっかけだったと語っています。
21歳のときにUCLAのデイ・プログラムでボランティアをし、そこでルーベン・ジュセンに出会いました。
ピアノを弾きながら歌う姿を見て、すぐに心を打たれました。
「ルーベンというリーダーを見たんです。
ルーベンこそリーダーでした。
彼は、ただただ自分自身でいました。
そして、自分らしくあることで、教室全体の活力を変えていました」
ジャズハンズ・フォー・オーティズムはその瞬間に始まりました。
現在は主に米カリフォルニア州の地域センターが資金を提供しています。
助成金や個人の寄付、企業との提携もさらに受け、プログラムをもっと拡大し、カリフォルニア州内外のより多くのミュージシャンに貢献したいと考えています。
ニウクはこう言います。
「自閉症の人たちは声をあげられる。
そして、彼らは言いたいことがある。
その声を受け止め、耳を傾ける方向へ、世界をシフトさせる時が来たのです」
クリスチャン・カルマー・エヴァンスは3年前にジャズハンズ・フォー・オーティズムに参加し、彼らが開催するコンサートに出演しています。
彼は歌い、ベース、ギター、ピアノ、ドラムを演奏します。
参加する前は、エヴァンスは自分が音楽業界にいることなど想像もしていなかったと言います。
「ジャズハンズは、誰でもこの世界に溶け込めること、そして望めば誰でも自分らしく生きられることを証明してくれました」
(出典・画像:米npr)
誰でも自分らしく生きられる。
ますます皆さんでご活躍されて、どんどんそれを証明してください!
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