- ゴミ収集車が通るときのライアンの反応はどんな感じなのだろうか？
- 清掃員たちはライアンに対してどのような行動をとっているのだろうか？
- ライアンの母や清掃員たちは、この友情をどのように大切にしているのだろうか？
自閉症の２１歳のライアン・デイビッドソンは清掃員の友人たちへの喜びと興奮を我慢することはできません。
この地域のゴミ収集車ドライバーは、毎週水曜日にセレブような待遇を受けます。
週に一度、その清掃員が仕事をしている間、ライアンはジャンプをしながら、大声で歓声をあげます。
ライアンの母、リサはこう言います。
「ライアンは水曜日が一番大好きです。
たくさんのゴミ収集車が通るんです。
そのたびに靴を履いて、私たちと一緒に路地に飛び出していくんです」
ライアンは、清掃員たちからも一目置かれています。
毎週の挨拶が、ライアンとアテネ・サービス社の清掃員との友情を築きました。
リサはこう言います。
「毎週、大きな喜びのお祭りです。
町の他の場所でも見かけます。
すると、手を振ったり、クラクションを鳴らしたりして、いつも私たちにあいさつしてくれるんです。
彼らも息子を歓迎してくれるようになりました」
ライアンから何年も愛と感謝を受け続けてきた清掃員たちは、お返しをすることにしました。
ランチボックス、野球帽、Tシャツを入れた袋をプレゼントしました。
「そのTシャツは、もちろん、すぐに息子のお気に入りになりました。
毎日それを着たいと、毎晩洗ってくれとせがみます」
リサは、自閉症の息子と仲良くしてくれるゴミ収集車の運転手たちにとても感謝しています。
「とても感謝しています。
こんなことをしてくれる人はそういません。
私たちを認めてくれているのです」
ライアンと清掃員たちの友情のように、障害をかかえる人の喜びを、もっと多くの人に理解してもらいたいとリサは願っています。
そして、この温かい気持ちはお互いに共有しているようです。
アテネ・サービス社のディレクターはこう言います。
「毎週、ライアンと彼の家族に喜びを与えることができる機会をもてて、私たちこそ感謝しています」
（出典・画像：米NBC Los Angeles）
喜びが伝わってきます。
うちの子にもこんなふうにしてくれる人がいたら、それは本当にうれしいです。
お母さんの感謝する気持ち、よくわかります。
発達障害の子たちに友達も。米ニューヨーク交通博物館の取り組み
（チャーリー）
