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「電柱」への愛と優しさが、自閉症の少年と電話設備作業員との間に友情を育みました。
高い木製のどこにでもある電柱は、ほとんどの人にとってはまったく気に留めない存在です。
しかし、ある若者にとっては、電柱は特別な存在です。
リアム・トレメイン=ウッドコックは17歳。自閉症と診断されています。
リアムは昔から電柱が好きでした。
よく電柱の絵を描いたりしていました。
数年前のハロウィーンには、電柱の仮装もしました。
同じ電柱の前を、ほぼ毎日通ることがありました。
その電柱は、リアムのお気に入りになり、名前をつけました。
その電柱の名前は「テリー」
リアムはこう言います。
「テリーは僕の友達なんだ」
リアムの両親は、電話設備のストウトンユーティリティ社に連絡を取り、リアムに見学させてもらえないか相談しました。
「もちろん、OKです」
そう返ってきました。
作業員のマイケル・ナウロッキはこう言います。
「まず第一に、電柱が好きな人はみんな私の友達です」
ナウロッキと数人の作業員は、リアムの描いた電柱の絵を見ながら、さまざまな電柱についてリアムに教えました。
リアムと一緒に一日を過ごしました。
リアムと一緒に過ごしたのは本当に楽しかったとナウロッキたちは言います。
そして、地域社会との関係はとても重要なことだとも語りました。
「地域社会、家族、友人がいなければ、私たちは何もできません」
この日のハイライトは、「テリー」を訪ねたときでした。
リアムとナウロッキと一緒に、テリーに名札をつけました。
リアムの大好きな緑色の名札です。
リアムの母親はFacebookに投稿し、ナウロッキたちに感謝の気持ちを伝えています。
(出典・画像:米WKOW)
「まず第一に、電柱が好きな人はみんな私の友達です」
なんてカッコいいセリフ。
本当に素敵な出来事です。
電話設備会社の優しさだけでなく、名前をつけた電柱に名札も貼ってくれるなんてすごく粋ですね。
(チャーリー)