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自閉症の子と一緒にイヤーマフを着けたサッカー選手に称賛の声

time 2022/10/27

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

自閉症の子と一緒にイヤーマフを着けたサッカー選手に称賛の声
  • 子供が聴覚過敏で大きな音が苦手な場合、スポーツイベントなどにどう対処すればいいですか?
  • 他の人から理解を得られにくい障害を持つ時に、どうやってサポートや共感を得られるのか?
  • 発達障害の子供が好きな活動に参加するためにどんな工夫ができるのか?

アストン・ヴィラのダニー・イングス選手が、自閉症の子と一緒に大きな音から聴覚過敏を守るためのイヤーマフを装着し、支援の意を示しました。

そのことが称賛されています。

ライリー・リーガンは、アストン・ビラFCが主催する障害者フットボール・セッションに参加しており、日曜日のブレントフォード戦の前にマスコットとして選ばれました。

家族がライリーのが自閉症であることを知ったのは、試合で騒音に耐えかねて泣き崩れたときでした。
ライリーはサッカーが大好きで、アストン・ヴィラのサポーターです。

しかし、自閉症をかかえており、大きな音が苦手で、試合を見に行くのもとても難しいことでした。

最近は、イヤーマフを付けて試合を見に行くことができるようになりました。
イヤーマフラーをつけるかつけないかで、ライリーの試合観戦はまるで違うものになります。

アストン・ヴィラのマスコットとしてトンネルを抜けると、ライリーの夢が実現しました。
家族はライリーがイヤーマフをしていると、変に思われるのではないかと心配していました。
笑われるのではないかと。

しかし、ダニー・イングス選手が応援の意味を込めて、ライリーが一人にならないようにとイヤーマフを自らも着けました。
ライリーはこう言います。

「トンネルから出てきたとき、僕は感動しました。
ダニー・イングスが僕と同じようにイヤーマフを着けていて、本当に嬉しかった」

ライリーの祖父ジョンはこう言います。

「ライリーはイヤーマフを着けなければならないことは知っていました。
なので、選手にも一緒にイヤーマフを着けてもらえないか相談していました。
ダニー選手は素晴らしい対応をしてくれました」

ダニー選手もイヤーマフを一緒に着けたことに、ネットで大きな反響を呼びました。
何千人もの人が、ダニー・イングスのポジティブなメッセージに拍手を送っています。
ジョンはこう言います。

「ソーシャルメディアでは、何千人もの人が『いいね』と言ってくれたり、『シェア』してくれたり、世界中からのメッセージを受け取りました。
信じられない、素晴らしいことです」

自閉症の子を持つ親たちは、ダニー選手を称賛しています。

(出典・画像:英itv

どれだけ心強く、安心できて、そして一緒であることがうれしかったことでしょう。

ありがたく、素晴らしいです。

発達障害の子はサッカーチームで人とのかかわり合い方も学んだ

(チャーリー)


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