- 子供が聴覚過敏で大きな音が苦手な場合、スポーツイベントなどにどう対処すればいいですか?
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アストン・ヴィラのダニー・イングス選手が、自閉症の子と一緒に大きな音から聴覚過敏を守るためのイヤーマフを装着し、支援の意を示しました。
そのことが称賛されています。
ライリー・リーガンは、アストン・ビラFCが主催する障害者フットボール・セッションに参加しており、日曜日のブレントフォード戦の前にマスコットとして選ばれました。
家族がライリーのが自閉症であることを知ったのは、試合で騒音に耐えかねて泣き崩れたときでした。
ライリーはサッカーが大好きで、アストン・ヴィラのサポーターです。
しかし、自閉症をかかえており、大きな音が苦手で、試合を見に行くのもとても難しいことでした。
最近は、イヤーマフを付けて試合を見に行くことができるようになりました。
イヤーマフラーをつけるかつけないかで、ライリーの試合観戦はまるで違うものになります。
アストン・ヴィラのマスコットとしてトンネルを抜けると、ライリーの夢が実現しました。
家族はライリーがイヤーマフをしていると、変に思われるのではないかと心配していました。
笑われるのではないかと。
しかし、ダニー・イングス選手が応援の意味を込めて、ライリーが一人にならないようにとイヤーマフを自らも着けました。
ライリーはこう言います。
「トンネルから出てきたとき、僕は感動しました。
ダニー・イングスが僕と同じようにイヤーマフを着けていて、本当に嬉しかった」
ライリーの祖父ジョンはこう言います。
「ライリーはイヤーマフを着けなければならないことは知っていました。
なので、選手にも一緒にイヤーマフを着けてもらえないか相談していました。
ダニー選手は素晴らしい対応をしてくれました」
ダニー選手もイヤーマフを一緒に着けたことに、ネットで大きな反響を呼びました。
何千人もの人が、ダニー・イングスのポジティブなメッセージに拍手を送っています。
ジョンはこう言います。
「ソーシャルメディアでは、何千人もの人が『いいね』と言ってくれたり、『シェア』してくれたり、世界中からのメッセージを受け取りました。
信じられない、素晴らしいことです」
自閉症の子を持つ親たちは、ダニー選手を称賛しています。
(出典・画像:英itv)
どれだけ心強く、安心できて、そして一緒であることがうれしかったことでしょう。
ありがたく、素晴らしいです。
(チャーリー)