- 工作が障害を克服するのにどのように役立っているのか?
- 地域社会からのサポートは、エマにどのような影響を与えているのか?
- エマの母親が願っていることは、他の同様な障害を持つ子どもたちにとって何か?
少女は、工作への情熱を、障害を克服するために役立てています。
12歳のエマ・ウッドは発達障害を抱えていますが、ここ数カ月、彼女はユニークな工芸品を作って販売し、地域社会で大評判になっています。
「娘は、石に絵を描いたり、糊付けをしたり、宝石を置いたりすることで、生活のあらゆる面で大きく成長しました。
そう、エマの母親のクリステンは言います。
自閉症のような発達障害は、社会性やコミュニケーション能力の発達に遅れがあることが特徴です。
「エマは五感に影響を与える感覚処理障害もかかえています。
物の感触で、娘にとって苦手なものがあります」
エマは幼児の頃から絵や工作をしていましたが、夏休みにストラスバーグで母親と暮らすようになってから、さらに工作の腕を上げ、自分で作ったものを売り始めました。
「季節のものを作り続け、できるだけ多くのイベントに参加します。
自分のしたことが人々にどれだけ評価されているかを知ることは、エマの自尊心と自信につながりますから」
エマは、地元ストラスバーグのコミュニティから多大な支援を受けています。
母親のクリステンがイベントに参加したいと考えたものの、参加費用が高く難しいことをFacebookに投稿すると、エマの作品を購入してくれる人たちが現れました。
「多くの人が名乗り出て、地域社会が娘を包んでくれて、娘は忙しくなりそうです」
地元の銀行でも、テーブルを出してエマの工芸品を販売し、大成功を収めました。
この銀行は、すでにクリスマスシーズンにもエマの作品を販売することも決めています。
「娘が少し稼いだら、それを貯金に回したり、新しい用品を買ったりしています。
銀行が、娘の好きなことを注目させてくれ、地域社会ですばらしい成果を出してくれたのです」
すでに地域の多くの人がエマから工芸品を購入したり、注文したりしており、この秋にはさらに多くの作品を販売する予定です。
工作はエマに大きな変化をもたらしました。学校での成績もよくなり、友だちもできやすくなりました。
「集中力が持続するし、楽しいです。
大きな作品だと2、3日かかりますが、小さなものならたいてい1日で終わります」
そうエマは言います。
母親のクリステンは、娘のこの出来事が同じような障害を持つ他の子どもたちの応援につながることを願っています。
「夢や希望を持つことに制限はありません。
エマの話が、他の子どもたちにも、夢ややりたいことがあれば、それを実現できるんだという勇気を与えることができればと思います」
(出典・画像:米whsv)
なかなか、面白そうなモノをいろいろ作られていますね。
ますますの創作活動で、活躍されることを祈っています。
知的障害などのアーティストが主役。完璧よりも情熱や喜びが重要
(チャーリー)