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里親を待っていた耳の聞こえない犬と連れ帰った自閉症の少年の絆

time 2022/09/09

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

里親を待っていた耳の聞こえない犬と連れ帰った自閉症の少年の絆
  • どのようにして自閉症の子供がペットと特別な絆を築くことができるのか?
  • 自閉症や他の発達障害を持つ子供にとって、ペットがどのように役立つのか?
  • 結果的にデイブのようなペットが特別なニーズを持つ家庭にどのようにして適応するのか?

耳の聞こえない犬、デイブが理想の住処を見つけました。

6歳のピットブル・ミックスは、先日米ミシガン州で行われたビッセル・ペット・ファンデーション主催のイベントに参加しました。
犬のデイヴは、街を歩き回っているところを救助隊に発見され、それまで Humane Society of Midland County (HSMC)のシェルターに保護されていました。

このイベントでは、約2万9千匹のペットに里親が見つかりました。
しかし、残念ながらデイヴはそのうちの1匹にはなれませんでした。

デイヴはシェルターに戻り、里親を待ち続けました。
しかし、長く我慢する必要はありませんでした。

イベントのすぐ後、14歳の自閉症の少年、ウォーカー・クシノーがFacebookでデイブの写真を見て、家に連れて来ようと決心したからです。
ウォーカーの母親であるミンディ・クシノーはこう言います。

「息子が歩いてきて、『ミッドランドに行かなくちゃ。そこに犬がいるんだ!』と言ったんです。
そこに耳の聞こえない犬がいて、僕が飼わなければならないと」

ウォーカーとミンディがシェルターに到着すると、デイブが同じように感じていることは明らかでした。

「犬のデイブは息子のウォーカーのすぐそばに来ました。
私たちは、デイブを置いては帰れないと思いました」

それから、ウォーカーとデイヴの絆は、急速に発展しました。
犬のデイブは、ウォーカーが特別な愛情を必要とするとき、すでにそれを察知しています。

「息子のウォーカーがパニックを起こしそうになると、犬のデイブがすぐそばまで歩いてきて、落ち着かせてくれます」

耳が聞こえないデイブは、ウォーカーが徐々に聴力を失っていくのを助けることにもなっています。
ウォーカーはアルポート症候群もかかえています。
目、腎臓、内耳に影響を及ぼすまれな遺伝性疾患です。

「今の息子は、すっかりご機嫌です。
『耳が聞こえなくてもいいんだ、デイブは耳が聞こえないんだから!」
そんな感じなんです」

(出典・画像:米People

素晴らしい出会いになりました。

仲良く、ずっと過ごされることを心から願っています。

自閉症の子と家族をたすけてくれる介助犬の研究調査。豪大学

(チャーリー)


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