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いじめられた自閉症の少年は母親とアートビジネスではばたく

time 2022/09/08

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

いじめられた自閉症の少年は母親とアートビジネスではばたく
  • いじめから逃れる方法としてどんなことができるの?
  • 自閉症でもどんな夢を追いかけられるの?
  • 自閉症の子供の才能をどうやって見つけて伸ばせばいいの?

学校でいじめられたときには、いつも絵を描いて自分をなぐさめていました。

クレイデン・ボーテスは、それをビジネスにまで高めました。
14歳のアーティストである彼は、6歳のときに自閉症と診断されたました。
母親のアントワネット・ボーテスは、グレイデンはいつもクリエイティブだったと言います。

「4歳のときには、レゴで小さな町を作っていました。

学校で子どもたちにいじめられたときに、息子は絵を描き始めました。
学校ではいじめられっ子だったので、そこから逃れるために落書きをしていました。
それで気分が良くなり、対処することができたのです」

母親のアントワネットはクレイデンが12歳のとき、いじめを理由に学校を辞めさせました。
このときに、グレイドンの才能が開花しました。

「クレイデンはいつも絵を描いていました。
グレイデンにはすごい才能があるとわかりました」

アントワネットは、グレイデンのアートをネットで公開するようになりました。
2020年、新型コロナ感染拡大のために、アントワネットは職を失いました。
そのとき、グレイデンが描いた絵をTシャツにプリントして販売するクレイデンズ・デザインズを始めました。

「私たちは、挑戦することにしたんです。
クレイデンズ・デザインズは、少しでもお金を稼ごうと必死になって生まれたんです」

グレイデンは持ち前の才能を発揮してデザインに専念し、アントワネットはビジネス面を担当しました。
グレイデンはこう言います。

「私のビジネスだけでなく、母のビジネスでもあります。
ファミリービジネスなんです」

読み書きができないクレイデンは、絵を描くのは独学で、トレーニングは受けていません。
YouTubeの動画を見て、アイデアやインスピレーションを得ています。

「自分の枠にとらわれないものを描くのが好きです」

マーカーやペンを使って紙に描くだけでなく、絵筆やデジタルでも行います。

「その時の気分次第です」

ウェブサイトには、グレイデンのデザインが施された衣類、寝具、キャンバスなど5000点以上のアイテムが掲載されて、世界に向けて販売しています。

今年初めには、クレイデンは限定版パッケージをデザインし、デザインコンペで優勝しました。

才能豊かなグレイデンは、大きくなったらプロのアーティストとゲーム開発者になりたいと考えています。
母親のアントワネットはこう言います。

「息子は、自分のような子どもたちに、人と違っていてもいいんだと知ってほしいと思っています。
従来のやり方ではできないからと言って、それが不可能だということにはなりません。
やりたいと思ったことは、やろうと思えばできるんです。

自閉症はただの診断です。
息子はできないことではなく、できることに集中しています」

(出典・画像:豪News24

「ピンチはチャンス」

ますますの成功とご活躍を期待しています。

自閉症の青年と母親はキッチンでビジネスを始め、夢を広げる

(チャーリー)


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