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自閉症、発達障害の人たちによる洗車サービス事業がさらに拡大

time 2022/07/09

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

自閉症、発達障害の人たちによる洗車サービス事業がさらに拡大
  • 自閉症の人が働く機会を提供している企業はありますか?
  • 発達障害のある人が経済的に自立する方法はありますか?
  • 自閉症の従業員が多く働く職場での成功事例はありますか?

自閉症の従業員を中心に雇用する先駆的な企業であるライジングタイド・カーウォッシュは、米フロリダ州コーラルスプリングスに新店舗をオープンします。

この施設は、同社にとって3番目の店舗です。
この新しい洗車場で、すでに地域の自閉症の人たち25名を雇用しました。

共同創業者のジョン・デリとトム・デリの親子は、

「自閉症の人を雇用するための拡張性のあるソリューションを創る」

ことを目指して、洗車チェーンを立ち上げました。

ジョンの息子であり、トムの弟である自閉症のアンドリューが、自分の居場所を見つけるのに苦労しているのを目の当たりにしたことが、ライジングタイド・カーウォッシュ社を始めるきっかけとなりました。

「南フロリダで成長し続け、自閉症の人たちに雇用の機会を提供できることを嬉しく思います。
この3店舗目は、働く人の100パーセントが発達障害の人の店舗です。

自閉症の若者が自分の能力に気づき、自信を持ち、経済的に自立し、友人を作る機会を提供すると同時に、地域社会に一流の洗車サービスを提供します」

同社によると、この店舗は、自閉症やその他発達障害をかかえる従業員のみによって運営される初の営利事業です。

洗車場は毎日午前8時から午後7時まで営業しています。
最新鋭の設備を備え、2つのドライブスルーレーンと17の無料セルフサービスステーションを提供します。

サービス料金は8ドルから25ドルです。

米国では、自閉症の人の失業率は約85パーセントとなっています。
2013年から事業を始めたライジングタイド・カーウォッシュ社は、全米で最も多くの自閉症の人を雇用している企業の1つとなりました。
これまでに170人以上の自閉症の人を雇用し、新店舗の25名の自閉症の人を加えると、現在100人の自閉症の人が働いています。

(出典:米Coral Springs Talk)(画像:YouTube

これまでに多くの自閉症、発達障害の方を雇用し、さらに3店舗目をオープン。

営利事業をここまでにして、すごいです。尊敬します。

「気の毒だから」に頼らない。自閉症の人たちの洗車ビジネス

(チャーリー)


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