- 発達障害のある人でもスポーツを楽しむことができますか?
- 新型コロナウィルスの影響で、発達障害のある人たちの社会性はどのように影響を受けましたか?
- ボランティア活動を通じて発達障害のある人たちとどのように交流することができますか?
年間最優秀賞を2度も受賞しているバスケットボールのスター選手の高校生、ベン・ロイは、昨年秋に靭帯を損傷してから、試合には出ていませんが、「オーティズム・ムーブメント・プロジェクト」で、パフォーマンスを披露しました。
オーティズム・ムーブメント・プロジェクトは、発達障害などの人たちにフィットネスとスポーツのプログラムを提供することを目的としています。
専門家と地元のアスリートやボランティアがペアになって、フィットネス活動やスポーツ、ゲームを提供するものです。
「彼らは、あらゆる面で、私たちの知らないところで、とても素晴らしい存在です」
私はそれが大好きです。自分がここにいるとき、彼らがどんなに喜んでいるかを見ると、とてもいい気分になります」
そう、ロイは言います。
これから大学生になるハリソン・カンピは、4ヶ月前に体育館に入った瞬間から、この取り組みに参加することに夢中になりました。
「初日に、ある子が駆け寄ってきて私の手を握り、この子たちとのつながりを感じたんです。
彼らは私たちと同じようにプレーすることができ、私たちは彼らと一緒にプレーすることができるのです。
私はこのときが大好きなんです」
ボランティアたちが、特別支援学校の生徒たちと一緒に体を動かし、全員がこの体験から恩恵を受けています。
オーティズム・ムーブメント・プロジェクトの創設者の一人であるニック・バレスティエリは、新型コロナウィルスによる影響があったことについてこう言います。
「私たちが最も重視しているのは社会性です。
なので、それを1年半も行えなかったのは、つらいことです。
どの子もそうですが、このこの子たちの場合は、より深い影響があります。
これが奪われてしまうのはつらいことだし、彼らやその家族にとってもつらいことでした」
ロイは、秋にはボストン大学に進学する予定です。
「友だちのマイキーはダウン症です。
私たちはかなり親しくなりました。
少なくとも1日に1回は一緒に遊んで、一緒にお昼を食べます。
今日は一緒にジムに行くことになりました。
彼もチームの一員であると感じられるし、彼がどれだけ喜んでいるか分かります」
(出典・画像:米app)
発達障害や知的障害、特別支援学校に通う子どもたちと、ますます交流し、友だちなれるこうした機会が世界中で増えるといいなと思います。
(チャーリー)