- 自閉症や他の同年齢の子どもたちとの違いにどのように対処すればいいのか?
- 自分の大好きなことや興味を見つけるためにはどうすればいいのか?
- 身近な人々に自分の違いや特異性を受け入れてもらう方法はあるのか?
世界中の誰もが、自分の「大好き」を見つけたいと願っています。
幸運なことに、キキ・ゴメスは小学1年生で自分の大好きなモノを見つけることができました。
「私は2016年からやっています。今は中学1年生です」
ただ、小さな編み目がたくさんあるだけのように見えるかもしれませんが、キキがどんどん編んでいくうちに、形になっていきます。
「”amigurumi” 日本の『あみぐるみ』です」
そう、キキは言います。
他の中学生は誰も身につけていませんが、キキはこの技術を身に着けました。
両親はとても喜んでいます。
「最近の彼女くらいの年齢の子どもたちは、ゲームやTikTokをしています。
13歳のキキのこの趣味はすごくユニークです。
キキがあみぐるみを作っているときは、まさにゾーンに入っていて、集中して何時間も続けています」
そう、母親のクリステンは言います。
「当時、私は4歳でした。母が私に自閉症だと教えてくれました。
私が小さい頃はいつも何も話さなかったからです。
年をとるにつれて、私の自閉症は目立たなくなりました」
キキは自分の自閉症や他の同年齢の子どもたちとの違いをとても自覚しています。
しかしそれは、諸刃の剣になる可能性があります。
「私は自分が自閉症であることを自覚したとき、自分自身に少し腹が立ちました。
ときには、ありのままの自分を受け入れて、自分が違う存在であることを認識する必要があります」
キキが作る人形は、有名ロックシンガーです。
そして、彼らに贈っています。
父親のジョンはこう言います。
「幸運なことに、彼らは私たちのSNS投稿に対して親切で優しいです。
受け取った人形にも感動してくれています」
ヘビーメタルバンド”Disturbed”のベーシストのジョン・モヤーも感動してくれました。
そして、今では家族の友人です。
人形を見せながらこう言います。
「細部へのこだわりは並大抵のものではありません。
ファンからの贈り物を超えています。
友人からの贈り物です。
とてもクールです。たくさんの気持ちと愛が込められています」
キキは、かつてはネガティブに捉えていたものを「キキのクラフト」というビジネスにまで発展させました。
自分のやりたいことを見つけ、人形を作り続け、そして自分も含め、人々を幸せにする。
「これは私のビジネスです。
私は生活のために、そして幸せになるためにやっています。
なぜなら、『あみぐるみ』を作るのが私は大好きだからです」
(出典・画像:米KVUE)
素晴らしいです。
こんなふうになれる、大好きなモノ、コトを見つけられたら最高です。
親としてはそんなお手伝いができたらいいなと思います。
自閉症の息子は大好きなパン作りを徹底的に研究しビジネスにした
(チャーリー)