- 三輪車を受け取ることで新しいことにチャレンジできる可能性があるのか?
- 自転車に乗ることが困難な障がいを持つ子供たちに対して、適切な自転車を提供することでどのような効果が期待できるのか?
- 自転車に乗ることができない子供たちにどのような種類の適応サイクルが必要か?
「Everybody Rides With Grace」プログラムの一環として、3台の新しい補助輪付き自転車が障害をかかえる子どもたちに贈られました。
このプログラムは、ダウン症と先天性心疾患を持つ10代のグレース・ホルギンが、自分の三輪車を盗まれたことがきっかけで始まりました。
グレースがトライクに乗れるようになったことで前向きな気持ちになったのを見て、グレースの家族が、障害をかかえる他の子どもたちにも高価な自転車をもっと身近なものにするために始めました。
ジェイコブ・マンチャはこのプログラムを通じて三輪自転車を受け取りました。
ロベルト・ロペス、アナキン・ロハス、セレーナ・サラザール・アギーレも、それぞれのニーズに合わせてカスタマイズされたサイクルを受け取りました。
米ニューメキシコ州立大学キャンパスで、子供たちに自転車が贈呈されました。
17歳のロベルト・ロペスは、自閉症をかかえる高校生です。
母親のアナによれば、幼い頃に、家族が彼に自転車の乗り方を教えようとしてもバランスをとることができませんでした。
兄弟が全く問題なく自転車に乗っているのを見ることにも耐えられませんでした。
ロペスに贈られた三輪車は、ロベスのニーズに応えられるもので、ロベスはすぐに走り出しました。
「息子はいつも、
『どうして僕はバランスが取れないんだろう、ママ』
そう言うんです。
そして、あきらめてしまっていました。
でも、この自転車では、どうしたらいいか、すぐにわかりました。
ペダルをこいで、公園に行ったり来たりしています」
アイリーン・サラザーにとって、9歳の娘、セレナが自分の三輪車に乗れるようになったことは感慨深いことでした。
セレーナは知的障害と発達遅延をかかえています。
セレーナは、なぜ自分が姉たちが乗る自転車に、自分は乗れないのかわかりませんでした。
「今では、毎日乗りたがっているんです。
娘は自信をもつようになった気がします」
(出典・画像:米Las Cruces Sun News)
できなかったことができるようになる。
まして、自転車に乗れて好きな場所、遠くの場所に行けるようになったら、間違いなくうれしくて自信もつくはずです。
残念ながら、うちの子は自転車に乗ることはできないまま大きくなりました。
こんな三輪車であれば確かに乗れると思います。
(チャーリー)