- 自閉症を持つ人が歯医者に行く際にどのような困難を感じるのか?
- 歯医者に行く前の不安をどうやって軽減することができるのか?
- 感覚過敏な症状があるときに歯医者でどのようなサポートが必要か?
私は歯医者に行くのが絶対に嫌です。
ほとんどの人がそうだと思いますが、自閉症の私としては、不安、感覚の問題、触られることなどでいっぱいの完全な地雷原なのです。
私が歯医者さんに知っておいてほしい5つのことがあります。
1. 私が神経質なのは知的障害があるわけではありません。
私は不安になると、マスキングするのがとても難しくなります。
バタバタしたり、体を揺すったり、手をもんだりします。
歯医者に行くたびに、私が見せる激しい恐怖と、私のファイルに自閉症の診断があることがわかるため、
「誰か保護者はいないのですか?」「誰がここまで運転してきたのか」といった質問を受けます。
どちらも、答えは私自身です。
私が木の葉のように震えているからといって、人生の他の面で機能しないわけではありません。
もちろん、知的障害の人も尊重され、質の高いケアを受けられなければなりません。
しかし、人の行動から推測することは有害な場合があるのです。
2.私は痛みを恐れているのではありません。これから始まる困難な感覚体験が怖いのです。
ドリルの音、金属が擦れるときの歯の音、頭上に照らされる光の明るさが嫌です。
ヘッドホンでポッドキャストを聴きながら受けるのですが、それでもドリルのブーンという音は聞こえるし、頭蓋骨のあたりで振動しているのも感じます。
ふだんは、あまりに感覚が過敏になると、その場から逃げてしまうのだですが、歯医者ではそれができません。
3.歯医者に行くことの最悪の時間は、歯医者に行っている時間だけではありません。
その時間は前の週から始まっています。
私の不安は徐々に高まり始め、予約の前日には他のことは何も考えられなくなります。
予約のことを考えは、忌まわしい恐怖の中で2,3日を過ごします。
歯の治療自体は、そんな不安よりもずっと軽いものです。
4.これは、私があまりにも長い間先延ばしにしてきた予約です。
怖いからというだけでなく、予約を取るために電話をかけるという行為でさえ、私を消耗させるのです。
今はだいぶマシになりましたが、以前は激痛が走るまで歯医者に行かなかったので、定期的に歯医者に行っていれば必要なかったかもしれない虫歯、詰め物、根管治療がたくさんできてしまいました。
5.歯磨きを忘れることがある。
私は実行機能の能力があまり高くないので、人間の基本的な作業を思い出すのが難しいことがあります。
これも、毎晩忘れずに歯磨きをしていれば起こらなかったことですが、歯の治療が多くなってしまいました。
歯医者に行くのがとても恥ずかしいのは、私や私の歯の状態を判断されたくないからです。
私はこれを解決するために一生懸命がんばっています
携帯にリマインダーをセットし、歯ブラシを見えるところに置いて、忘れないようにしています。
(出典:米The MIGHTY)(画像:Pixabay)
思い出しました。
うちの子の歯の定期検診の予約をいれなければ。。
うちの子はおどろくほど、歯医者さんは大丈夫です。
それよりも、耳鼻科で鼻を診ようとするとすごく暴れます。
耳から診ると大丈夫なので、診る順番も重要だったりします。
米ハーバード大から自閉症の子を歯医者に連れて行くためのヒント
(チャーリー)