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パイロットになりたかった自閉症の女性がドローンで活躍、起業

time 2022/01/05

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

パイロットになりたかった自閉症の女性がドローンで活躍、起業
  • 自閉症があってもパイロットになる方法がありますか?
  • 自閉症の特性や能力を活かしてビジネスをすることは可能ですか?
  • 自閉症のある人がドローン産業で働くことはできますか?

米国ではドローンは自動車と同じように登録制となりました。
ナンバープレートのようなリモートIDを持つことが義務づけられます。
これにより、ドローン関連のビジネスにまったく新しい道が開かれることになります。
そのひとつが、ここタンパベイにもあります。

ダーシー・ルハニはずっとパイロットになることを夢見てきました。
しかし、自閉症による感覚の問題で、実際にはコックピットに乗ることはできませんでした。

そして、ダーシーはドローンを操縦するようになりました。

「これは私の夢でした。
その夢を実現するための一種の方法なのです。
ドローンは安全だし、母も安心しています」

ダーシーは、ドローンを飛ばすだけではなく、航空業界にインパクトを与えたいと考えています。

「商業航空業界は男性が多いので、それを変えたいと思っています」

ダーシーは、RoC Aviation Servicesという会社を設立しました。
ドローンを使用する企業が、日々進化する米連邦航空局の規則や規制を満たすための支援を行っています。

「ドローンを所有する企業は、陸上監視や地理空間マッピングを行います。
そのためには、設計や製造の承認、製品の認証などを取得する必要があります」

ダーシーは、自閉症を課題とは考えず、むしろ財産としてとらえてきました。

「私は頭の中で複雑なシステムを視覚化することができます。
空間的知能の一種を持っています」

ダーシーのビジネスパートナーであるジョセリン・プリシェットは、ダーシーのユニークな理解力が、彼らの会社を新たな高みへと導いていると言います。

「ダーシーは、
『私の自閉症の脳は、こういうふうに見ているから、こういうふうにアプローチできる』
そう言ったりします。
私は、それをすごく信頼しています」

(出典・画像:米WFTS

「ドローン」は、自閉症の方がもっている能力が確かに活きそうなところの一つのように思います。

ますますのご活躍を期待しています。

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(チャーリー)


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