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自閉症の少年がラップ。音楽を通じて新たな自信を手に入れた

time 2021/10/17

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

自閉症の少年がラップ。音楽を通じて新たな自信を手に入れた
  • 特別支援学校の生徒たちがミュージック・ビデオでどのように表現されているのか?
  • 音楽やミュージック・ビデオが生徒たちにどんな影響を与えているのか?
  • ミュージック・ビデオが、特別支援教育や支援学校における生徒たちへの意義は何か?

米フロリダ州にある特別支援学校の生徒たちが、新しいヒット曲「ロックスター」のビデオで、まるでチャートのトップスターのようにサウンドを奏でています。

このミュージック・ビデオは、毎年行われる学校への寄付への協力のために制作されたものです。
生徒やその家族の間で繰り返し再生されています。

このビデオは、特別支援教育がさまざまなニーズを持つ生徒に与える影響を視覚的に表現しています。


このノースフロリダ特別支援学校のきれいな環境は、ハードコアなラップミュージックビデオの背景にはあっていませんが、ジョン・ディクソンは歌います。

ディクソンは自閉症をかかえています。
ふだんは言葉少なに話していますが、ミュージック・ビデオでは自分に誇りに思っているのが伝わってきます。
音楽の先生、シアラン・ソンタグはこう言います。

「ディクソンは一躍有名になりました。
音楽を通して、彼の個性が表れ、新たな自信を手に入れました」

ソンタグ先生は、音楽の影響はディクソンに大きく現れていて、ふだんの目の前に座っているディクソンと、音楽がかかったときのディクソンは全く違うといいます。

「ウォウ、僕はロックアンドロールが大好きだ。
スポーツカーに乗ってるぜ。
俺は絶好調!」

ディクソンがそうラップします。
音楽は人を変えます。


ソンタグ先生が教えるさまざまな生徒たちの多くもそうなっています。

ディクソンのミュージックビデオは単なるパフォーマンスではありません。
母親のドーンはこう言います。

「すべてすばらしいです。
笑えて、美しくて、学校生活の喜びを完璧に表現していました」

ドーンが学校が好きかと尋ねると、ディクソンは答えます。

「すごく大好き!」

(出典・画像:米FIRST COAST NEWS

うちの子も小さな頃から音楽は大好きです。

今でも、気分が良くて大好きな曲がかかると、体を横に揺らしてノリノリのダンスをしてくれます。

見ているこっちもすごく楽しくなります。

みんなで一緒に歌えば発達障害の子へのいじめが減るという研究

(チャーリー)


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