- 自閉症や発達障害のある若者でも仕事を持つことは可能ですか?
- 高校卒業後の発達障害のある若者に適した就職支援の方法はありますか?
- 発達障害を持つ子供でも起業して成功することはできますか?
10代の若者が、発達障害のある若者の就職を支援しています。
「ハンターズ・ホープ・ソープ」という自分の会社を通じて、発達障害の人をを支援することを誇りとしています。
米コロラドスプリングスに住むハンター・アベイタは18歳。
発達障害である自閉症と診断されています。
4年前に強い目的を持って石鹸を作り始めたのは、それだけが理由ではありません。
「とても楽しいです。
角型の石鹸を袋に入れて、計量カップに注いで、香りを選ぶんです
色を選んで、電子レンジで30秒チンして、かき混ぜて、いい香りがするのを確認して、それから型を選んで入れます」
そうアベイタは言います。
母親のドーンと義理の姉であるアンバー・デトワイラーの助けを借りて、石鹸、キャンドル、バスボム、シュガースクリプトを作っています。
家族はもちろんのこと、友人たちにもそれらの製品は愛されています。
「アベイタはシュガースクラブを混ぜたり、香りをつけたり、ラベルを作るのを手伝ったりするのがとても好きです。
一緒に、興奮していました。
これはアベイタができることであり、機能的であり、職業技能や生活技能、運動技能の向上に役立つものです」
そう、デトワイラーは言います。
デトワイラーは、高校卒業後に障害を持つ若者が活躍できる場があまりないことに気づき、このビジネスを始めたと言います。
「私たちは、米コロラド州のコミュニティで障害のある若者に与えられている機会に満足していませんでした。
率直に言って、高校卒業後の支援は多くありません。
高校を卒業して大人になると、人生が少しずつ変わっていきます。
目的意識を持つことで、自分が大切な存在だと感じることができると思います」
昨年からビジネスが軌道に乗り始めると、アベイタは障害を持つ友人たちを招いて、日曜日に石鹸作りをするようになりました。
「子どもたちを助けたり、新しいことを学んだりするのはとても楽しいことです」
手作りの製品は、米コロラド州のさまざまな場所で販売されています。
ハンターズ・ホープがビジネスとして成長するにつれ、困難を抱える人たちのためにもっと多くの販売場所を作りたいと考えています。
そしていつの日か、実店舗をオープンし、特別なニーズを持つ若者がセラピストと一緒に商品を販売する仕事やお金の管理方法を学べるような1日プログラムを提供したいと考えています。
デトワイラーはこう言います。
「ハンターや彼の友人たちが、安全な環境でお金や友情、日常生活のスキルを身につけられるような、持続可能なビジネスに成長させたいと思っています」
(出典・画像:米KOAA)
こうした場所、機会がますますできることを願っています。
うちの子も来年からは福祉施設で簡単な作業などを行います。
のんびり過ごしながらできそうです。
自閉症の人には働く機会だけでなく理解する人も。親が作った農園
(チャーリー)