- バブルウォールや感覚器具は発達障害にどう影響しますか?
- 自閉症の子どもにとって、感覚過敏に対処するための具体的な手段は何ですか?
- 発達障害を持つ子どもが言葉を話すようになるためのきっかけはどのようなものがありますか?
言葉を話さなかった5歳の息子が、キッチンに設置されたバブルウォールをきっかけに、見える色の名前を覚えて、言えるようになりました。
クリシー・レンダーの息子のザックは3歳になる前に、発達障害の自閉症と診断されました。
ザックはプラスチックでできたチューブから泡がでる壁に癒やされていると言います。
この壁の費用を支援した慈善団体によれば、明るい光とシャボン玉の音が自閉症の人に役立つといいます。
母親のグリシーが数年前の休日に家族で行ったレストランで、ザックがそこにあったバブルウォールに夢中になって、大好きになりました。
慈善団体の支援を受けて、自宅の壁にバブルウォールを設置することができました。
「泡が流れる壁が届いたときには、ザックは興奮して飛び跳ねていました。
それまで話すことができなかったのに、最近、言葉を話すようになりました。
バブルウォールで泡が流れ、色が変わるたびに、青、赤、緑、そう叫ぶようになりました。
最初は信じられませんでした。
ずっと絵カードでコミュニケーションをとることしかできませんでしたから。
なので本当にうれしいです」
さらに母親のクリシーは、バブルウォールが息子のザックのこころを落ち着かせること、眠ることにもとても役立っているといいます。
「生活がとても楽になりました。
私たち家族全員が助かっています」
自閉症の人たちに好まれる感覚にやさしい器具の購入支援を行ってきた慈善団体のチルドレン・トゥデイによればバブルチューブは自閉症の人たちにはとても役立つといいます。
同団体のディレクター、エマ・プレスコットはこう言います。
「自閉症の子どもたちにとって、感覚過敏は本当に苦痛です。
バブルチューブやその他の感覚器具は役に立つものですが、多くの家庭にとって非常に高価なものです。
しかし、ザックの話からもわかるように、このような単純な器具が子どもと家族全体に、とても大きく役立つことがあるのです」
(出典・画像:英BBC)
うちの子の最近の流行りは、そのへんにある物をいろいろ持ち出しては、別のところに置く。
1日に何回もそうします。
楽しかったり、不安の解消にそうした行動を撮っているのだと思いますが、片付けるのが本当にたいへんです。
(チャーリー)