- 数学の問題をどのように解くことができるのか?
- 何歳のときに自閉症と診断されたのか?
- なぜ小学2年生のときに数学は落第したのか?
サナ・ヒアマスは他の11歳の子どもと違ったようには見ません。
サナは、外に出たり、iPadでビデオを見たりするのが大好きです。
他の子と違うのは、どんな数学の問題でも、電卓やペン、紙を使わずに解くことができることです。
サナの母親のピリアはこう言います。
「小学2年生の宿題をしていたある日、娘に初めて掛け算の概念を教えたところ、即座に答えることができました」
数学の問題を次から次へと解き、サナの可能性は無限大でした。
「娘は単なる電卓ではありません。
複雑な数学の問題を解くことができます」
そう、サナの父ウダイは言います。
11歳の彼女は、大学の工学部の学生が解くような問題を実際に解いているのです。
サナは2歳のときに、発達障害の自閉症と診断されました。
自分の気持ちを表現することは簡単ではありません。
サナはそのために小学2年生のときには数学は落第したそうです。
「鉛筆と紙を渡され、1から20まで書けと言われました。
しかし、握力が弱く鉛筆を持てないので書けませんでした」
それから、現在まで母親が自宅で教えています。
「サナは他の子どもたちとは違っていました。
それは明らかでした。
しかし、数学の才能を持っていたことはわかっていませんでした」
サナは「大きな数の掛け算の暗算」で今回、ギネス世界記録に認定されました。
サナは12桁の数字の掛け算を10分以内に解きました。
「サナには限界がないようです。
何ケタでも関係ありません。制限がないようです」
サナの唯一の困難は、言語を理解する能力についてだと両親はいいます。
これからも苦手とする分野を改善していくために、一緒に取り組んでいくといいます。
(出典・画像:米SPECTRUM NEWS)
すばらしい能力をお持ちです。
ますます伸ばして、ご本人が楽しく活躍されていくことを願っています。
そして、社会や世界にもそれはうれしいことになるはずです。
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(チャーリー)