- 発達障害の子どもはどのように興味を見つけ、その才能を育てることができるのでしょうか?
- 自閉症の子どもとのコミュニケーションが難しいと感じるとき、どのように対処すれば良いのでしょうか?
- 予期せぬ変化が発生した場合、自閉症の子どもをどのようにサポートすれば良いのでしょうか?
ドナ・ジャーニーは息子のベンが2歳のときに発達障害の自閉症と診断されたとき、最初は絶望したといいます。
その前から、ベンが自分や夫と目を合わせるのを嫌がり、話そうとしても顔を押しのけてしまうことが多くなり、心配していました。
「自分の子どもとコミュニケーションがとれないとわかると、とてもショックでした」
現在、ベンは26歳になり、家族でやっている旅回りのゴスペル・ミュージック・グループの一員として、ピアノやギターを演奏し、ときには歌も歌っています。
思い返せば、ベンは幼い頃から音楽が好きだったとドナは言います。
「私たちが店に行くと、音楽的なものは何でも手に取って欲しがりました」
ある日曜日の朝、教会の友人がベンにステージで一緒にギターを弾いてもらおうと提案したときに、ドナは夢がかなうとわかりました。
「それは、私に衝撃を与えました。
もし息子のベンが彼らと一緒にできるなら、私もあなたと一緒にできるわ!」
その日以来、ドナとベンたちは東海岸のあちこちでショーを行い、クルーズ船でもパフォーマンスを行っています。
しかし多くの家族がそうであるように、新型コロナウィルスの感染拡大は彼らの計画を大きく変えました。
自閉症スペクトラムの人たちにとって、日常生活の予期せぬ変化は大きく困難なものとなります。
「キャンセルになるたびに、ベンは床に座り込んで泣いていました。
哀れなものでした。ベンの世界は崩壊してしまいました」
その後、Facebookでのライブや新曲の制作などを経て、現在ではワクチン接種も完了し、パフォーマンスも再開しました。
将来に向けての期待も高まっています。
ドナはベンのような子どもたちと家族についてこういいます。
「子どもたちの多くは、あなたの言うことをすべて理解しています。
なので、子どもたちの周りで、子どもたちのことを傷つけるようなことを言えば、それを知ります。
だから、発言には気をつけてください。
子どもたちの家族と仲良くしてください。家族が何を経験しているのか、あなたにはわからないのですから」
ベンのような子をもと家族にはこうアドバイスします。
「小さな頃から、子どもが興味を持っていることを探してください。
それができれば、子どもはあなたを驚かせてくれるはずです」
(出典・画像:米wxii12)
うちの子も音楽は大好きです。
最近のお気に入りは、ちと古いですが、エレクトリック・ライト・オーケストラの「ミスター・ブルー・スカイ」
ノリノリです。
今は、家族みんなこの曲がお気に入りです。
(チャーリー)