- ルディがパニックを起こす理由は何か?
- ルディの特性や必要なサポートは何か?
- 他人の優しさや理解が、ルディやその家族にとってどのような影響を与えるか?
母親は、自閉症の息子がパニックを起こしたときに一緒に地面に寝そべってくれた「ヒーロー」に感謝しています。
ナタリー・フェルナンドが一緒に海辺を歩いているときに、5歳の息子のルディがパニックを起こしてしまいました。
それを見かけたマラソン大会に向けてトレーニングをしていたイアン・シェリーは、立ち止まってルディに話しかけ、落ち着かせてくれました。
母親のフェルナンドは、シェリーのとった行動に感動し、その優しさは忘れることができないと言います。
そのとき、ルディはパニックを起こし地面に寝転んでしまいました。
それを見たイアンに、母親のフェルナンドはルディが自閉症であることを説明しました。
するとイアンはルディにこう言いました。
「いいね、じゃあしばらくここで一緒に横になろう」
フェルナンドはイアンのことを「ヒーロー」と表現してこう言います。
「本当に私は感動しました。
スーパーや駐車場、ショッピングモールなどでルディはこうして何度もパニックを起こしてきました。
ルディの頭がいっぱいになってしまうからです。
そんなルディに、全く知らない人がこんなふうにしてくれて、驚きました。本当にうれしくなりました」
ルディは、2歳の時に発達障害の自閉症と診断されました。
言語障害、感覚処理障害、学習障害もかかえています。
母親のフェルナンドは、特別支援を必要とする子どもをもつ親の助けになるようにとFacebookでルディのこと伝えてきました。
今回の出来事の投稿には、「いいね」が50000以上もついています。
「特別支援を必要とする子どもをもたない人にも、私たちにとって厳しい目で見られないことがどれだけ助かるのかを知ってほしいと思います。
私たちや子どもたちがありのままに、受け入れられることが、どれだけありがたいかを知ってほしいと願っています」
イアンは今回の出来事で、一緒の友だちが2人できたと語っています。
「優しさにはお金はかかりません。そして優しさが優しさを生みます」
ちょっとした優しさが、とても大きくなったりします。
大きな笑顔をお返しにもらったりしたら、本当に最高です。
優しさをもらっているのはこっちだとも気づきます。
発達障害の息子がロックライブのステージで経験した最高の出来事
(チャーリー)