- 子どもの発達障害を持つ場合、どのような才能や特性が見つかる可能性があるのだろうか?
- 発達障害を持つ子どもの才能や興味を育むためには、家族や学校、地域社会がどのような支援をすべきなのだろうか?
- 発達障害を持つ子どもが将来アーティストなどの職業に就くために必要なサポートや教育は何が考えられるのだろうか?
息子の才能が特別支援を必要とする子どもの家族の希望の光になってほしいと、ある家族は願っています。
「シャツのロゴは息子が作ったものです。
自閉症の虎です。
息子自身が自閉症の虎であり、それを誇りに思っています」
そう、デビッド・ビレックは8歳の息子タイガーについて言います。
3年前、タイガーの才能に気づきました。
「ホワイトボードを買ってあげたら、何でも描き始めたんです。
おもちゃの一つを参考にして、描いていました。
信じられませんでした。
5歳で、写生をしていたんです」
発達障害の自閉症をかかえているからこそ、タイガーは素晴らしい能力をもっていると家族は知っていたといいます。
しかし、期待していたのは両親だけではありませんでした。
学校の先生も、タイガーの才能を認め地元の展示会に絵を出典することを奨めました。
「息子はそれで3つも受賞しました。
タイガーは学校では美術の授業を受けていませんでしたが、息子の才能は認められていて、農場や動物をテーマにした作品をいくつか提出するように言われたんです」
タイガーの母親は、息子の芸術的な側面がコミュニケーション能力の向上にも役立っていると言います。
「息子がアートを始めると、それは素晴らしく、そしてさらにどんどん上手になっていきました」
タイガーは、絵を描くことには完璧主義者であるといいます。
線が正しく見えないと、それを消して最初からやり直します。
場合によっては、紙を捨てて一から描き直すこともあります。
「息子がディズニーのアニメーターになれたら、すごいです。
私たちはディズニーワールドの近くに住んでいるので、息子が18際になったら仕事ができるといいですね」
そして、父親は子どもの才能に気づいたら、見守ることが重要だと言います。
「子どもが楽しめること、興味をもてることを一緒に探し続けてください。
そして、見つけたら育んでください」
タイガーの両親は、息子の作品とアーティストになるまでの道のりを紹介するYouTubeチャンネルも作っています。4月からタイガーはアニメのアカデミーにも通う予定です。
(出典・画像:米CLICK ORLANDO)
「子どもが楽しめること、興味をもてることを一緒に探し続けてください。
そして、見つけたら育んでください」
私もまったく同感です。
(チャーリー)