- 自閉症の人が健康でアクティブな生活を送るためにはどんなフィットネスプログラムが必要か?
- 自閉症の人へのフィットネスプログラムが、生活の質や健康にどのような影響を与えるか?
- フィットネスを通じて自閉症をかかえる人にどんな力が与えられるか?
研究によると、350万人以上のアメリカ人が自閉症スペクトラムをかかえて暮らしていることがわかっています。
あるトレーナーは、自閉症スペクトラムの人たちが身体活動を通じて健康でアクティブな生活を送れるようにすることを使命にしています。
「自閉症フィットネスを始めたのは17年前のことです」
そう、自閉症フィットネスのオーナー、エリック・チェッセンは言います。
「自閉症の特別なニーズを持つ人たちに特化したフィットネスプログラムがあまりないということに気づいたんです」
エリックはこの統計を変える一翼を担いたいと考えています。
エリックのメトロフィットネスでは 思春期から成人までの自閉症の人を対象としたマンツーマンクラスを提供しています。
「長期的に見ると、生活の質が向上していることがわかります。
腰痛の予防にもなりますし、座りっぱなしのライフスタイルからくる合併症の予防にもなるかもしれません」
エリックは、彼のプログラムを3つのフェーズに分解します。
ウォームアップと激しい運動、そして落ち着くことです。
そして、それぞれのワークアウトは、時間をかけて効果があることが証明されている、それぞれの人にあわせた運動を行っているといいます。
「最初の数回のセッションではパニックになってしまい、攻撃的になって逃げ出す生徒もいました。
しかし、2ヶ月後には落ち着いて取り組むようになりました」
フィットネスを通じて自閉症をかかえる人に力を与えることは、集中力を強め、自信を構築し、自閉症の人が見せる典型的な行動を減らすことにつながります。
(出典・画像:米WCNC)
体を動かすのにいい季節になりました。
運動しましょう。一緒に楽しみましょう。
(チャーリー)