- 発達障害があっても成功することはできるのか?
- 友だちや支援を見つけるにはどうしたらいいのか?
- 発達障害の診断を受けた後、どのように前向きに生きることができるのか?
ミス・ワールド・オーストラリアのファイナリストになった女性が、かかえている発達障害のため、20歳のときに自殺しようと思ったことについて語りました。
23歳のローラ・ヤンガーは13歳のときにアスペルガー症候群と診断されています。
ずっと孤独で、友だちがいなかったといいます。
何年も悩み、自殺願望をもっていました。
自分は何にも所属していないと感じていました。
最近まで看護学校に通っていましたが、ここでもうまく行かず中退しました。
その後、このコンテストに応募しました。
自分の居場所はどこにもない、誰も頼れないと感じていたそうです。
生きていくには友だちがとても重要だと考えています。
とくに発達障害の人にはそうだと。
「多くのことに悩みました。
ずっと苦労してきました。
発達障害の人は、そのために精神的な健康がくずれてしまうこともあります。
私には友だちやいっしょに遊ぶ人はいませんでした。
私はずっと経験してきたので、そうした人たちの気持ちはよくわかります」
ローラは、これまで待ち望んでいた本当の友だちと、愛に満ちたボーイフレンドと出会ってから、人生が変わったといいます。
その直後、2018年にミス・マルチバース・オーストラリアに応募しました。
ローラは自分のストーリーが、人生が良くなるようにと悩んでいる他の人の助けになってほしいと願っています。
「希望はずっと捨てないでください」
コンテストに応募したのは、これまで自分ができるとは全く思っていなかったことに挑戦しようと思ったためです。
他の人と関わったり、友だちを作ることはまだ簡単なことではありません。
ミス・ワールドに出場するのも簡単ではなく、自分でも驚いています。
23歳のローラは、目の前のハードルを乗り越えるために、世間話や社会的なしぐさなど、他の人が当たり前にやっていることを今勉強しています。
また、コンテストの一環の活動として、特別支援を必要とする子どもたちのためのチャリティ活動にも取り組んでいます。
「支援を必要としているオーストラリアの子どもたちの生活を変える。
そのためのWebページも作りました」
(出典・画像:英Mail Online)
希望を捨てることなく、こうして自分が輝ける機会にも出会えて本当に良かったと思います。
たくさんの人が、さまざまに、輝ける機会に出会えたらいいなと願います。
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(チャーリー)