- 言葉を話すことができない子どもや言葉に遅れがある子どもを持つ家族は、どのように感じているのだろうか?
- 自閉症スペクトラム障害の子どもが初めて言葉を発した瞬間は、家族にとってどんな意味があるのだろうか?
- 言葉を発することができない子どもたちにとって、会話ができるようになることの意義とは何だろうか?
自閉症スペクトラム障害(ASD)を持つ人々の約4分の1は話すことができません。
その数は多いように思われるかもしれませんが、半分に近かった一世代前からは急激に減少しています。
このポジティブな変化は、ASDに関する研究の増加により、より効果的な治療が行われるようになったからでしょう。
ASDの子どもたちは話せない場合が多くありますが、一方で多くの子どもたちは言語能力を持っています。
話すことができなかった子どもの70パーセントが話せるようになったり、簡単なフレーズを使うことができるようになります。
話すことができない子どもや言葉に遅れがある子どもをもつと、感情的、身体的にどう感じているかがわからないために、困惑することが多くあります。
また、他の子どもとうまく交流できない姿を見ることもつらいものです。
そのため、親などにとっては自閉症スペクトラムの子どもが初めて言葉を発した瞬間は、記念碑となるような素晴らしい瞬間になります。
写真家のヘイリー・マクガイアは、息子のマイカの素晴らしい瞬間をTikTokでシェアし、その感動的な動画は73万回以上も再生されています。
最初にシェアした動画は家族が歓声を上げる中、が家族の名前を繰り返しているものでした。
名前を正しく言えるたびに、興奮して飛び跳ね、誇りを見せて輝いています。
動画が撮影されてから、素晴らしい成長を見せています。
「この動画を撮影してから1日半が経ちますが、私たちが言うことを全て真似するようになりました。
息子は自分から何かを言おうとはしませんが、私たちが言うことをすべて文字通り真似しています」
マクガイアは、息子のマイカはとても愛情深い子どもだといいます。
「マイカーはいつも心が優しくて、静かな子どもでした。
話すことはなく、自分の中に閉じこもっていました。
触られたくないし、 一人でいるのが好きなんです。
それでも、息子と一緒にいるととても幸せで励みになります」
この動画はネット上で多くの人の心を温め、マクガイアさん一家の元気の源ともなっています。
そして、この動画の一番の魅力は、自閉症スペクトラム症の子どもを持つ家族、特に子どもが最初に話す声を聞くことができる日を待ち望んでいる人たちに希望を与えてくれることかもしれません。
(出典・画像:米UP WORTHY)
うちの子も2歳になるくらいまでは「ハッスル、ハッスル」などを言っていたのですが、その後言葉がなくなってしまい、今は全く話すことはできません。
言葉を発するようになって、本当にうれしかったと思います。
会話ができるようにまでなってほしいですね。願っています。
私もいつか本当に簡単なことでいいので、会話ができたらいいなと思っています。
言葉を話すことができない発達障害の子の内面を知るセンサー技術
(チャーリー)